会議と万年筆、その後

投稿者: | 2014-10-21

http://aptpriority223.sblo.jp/article/102723718.html
昨年の6月末の記事として書いた、Capless万年筆はもうすっかり当たり前のように使っている。
全てそればかりという訳ではないが、メモ書きとか手帳の記入、会議の時の議事録的なメモ取りなんかもだいたいCaplessだ。もうほとんど使うことに抵抗は感じなくなってきている。
何より、使い心地が良いのである。重さ、太さと書き味の滑らかさが自分の感覚としてちょうど良いのだ。マットブラックのボディのタイプなので目立ちすぎることも無く、よく見なければボールペンを使っていると思うだろうフォルム。
しかし実は歴とした万年筆なのである。
PILOT純正のブルーブラックインクを使っているが、時々数日使わないことがあったりするとペン先が乾燥して掠れることもある。
インクが切れたのだろうかと勘違いするが、たいていインクはそれなりに入っていて、ペン先スリットにゴミを吸い込んで挟んで詰まったか、あるいは乾燥してインクの一部が固形化して詰まるのが原因かと思う。
そんな場合、多分邪道の対策なのだろうが、自分は水道水の流れにペン先を一瞬だけ浸す。そうするとたいてい、その水分のおかげでゴミやカスが落ちたり、あるいはその水分がペン先から浸透してインクを呼び寄せ、また出るようになる。最初のうちは少し水が混じって薄いと感じることもあるが、そこはあまり大きな問題ではない。