OpenTTD 14.1の環境で開始する。
前回と異なるのは、新幹線をJP+の車両にして、TracksとBridgeもJP+にすることである。
それ以外は前回と同じ。
今回のマップの個別の開発方針(ほぼ前回と同じ)
- 4096×4096の最大マップサイズとする。
- 列車と航空機の保有数は最大値の5000。船舶車両は3000。
- 初期借り入れ資金は2200万円初期値。
- 街の名は座標値縦横の半角数字とする。「003245」「317085市」など。特に思い入れするする場合は個別に好きな名を付けても良い。今回は日本語名にしてみる。
- 産業輸送列車の名称は出発地のみを付け「032245石油#001」。
- 新幹線や航空機などは「●●線旅客#000」とし、産業輸送も判別しやすければこれでも良い。
- 石油油送船は一律「(油田名)油井丸」とする。「046311油井丸#002」のように。
- 在来線の平均駅間距離は100、新幹線は200で、駅は何れも都市のみ。
- 新幹線の駅は在来線駅との併設を検討する。
- 新幹線と在来線はマップ端部を一周できる環状線を構築してこれを基本とする。
- 駅のホーム・列車長は在来線と貨物路線6、新幹線8、信号間隔は前者8、新幹線と10とする。
- 航空機は航続距離撤廃NewGRFを使い、空港間距離の制約を考慮しない。
- 航空路線は端部環状のほか、中央部を経由して東西南北などの路線とする。
- 端部や中央部の都市は大陸間空港を持つことができる。
- 在来線と新幹線はマップ外苑部環状線構築を当初の目標とする。
テスト環境の構築
車両を購入して運行を開始してから不具合が出て列車がほとんど動けなくなる場合があったので、それを事前に検証してから本番環境に導入する。このようなテストができるよう、予め小さなサイズのマップ、2030年の資金無限環境をテスト環境として用意しておき、車両の導入やその他のテストを行うのである。
そのテストマップを何度となく構築しながら、テスト作業の中では、NewGRFのパラメータ調整作業も必要であった。特に今回はJapanSetのTracks(線路)ではなく、JP+の線路を使う。こっちのほうは分類が細かく、枕木や敷地、フェンス、架線の設定もできたりする。電車線も、直流と交流の線路で分かれているが、どちらでも走らせることができる従来型の線路設定も可能。DualGuage、3線区間線路も可能で、新幹線も在来線も走らせられる線路も可能。これは何度か試して、良いようにする。JapanSet側のJapanTrainsで、それ専用の狭軌線路出現をさせない設定にすると、車両は少なくなるかも知れないが、概ねこれでJP+側の車両が主で使えるようになる。今回はこの設定で行く。
新幹線もJP+の車両で、バリエーションが多く、Dr.イエローもあったりするし、郵便輸送もどうやら動きそうではある。
このテストを行っていると、JP+シリーズのがまた新たに出てきて、TownNameだとかTramだとか、そういうのも導入しながら今回はやっていく。今はテスト段階。一通り落ち着いたら4096マップを作成してやっていく。
JP+の都市名GRFは、現実には無い、日本語名的な都市名が付くのが面白いので、これで今回はやってみる。
15beta
新しい環境でのテストを行っているうちに、15.0βが出て、その環境に移行して更にテストを行うため、本編スタートは少し先になりそうである。上記のJP+のNewGRFも、今の時期比較的頻繁に更新がされているようであるので、その度に入れ替えて環境を新しくしているのである。
特にDual Guageの3線区間と新幹線、在来線の接続には少し面倒なやり方を伴うのか、もう少し検証してからとする。本編では、併用区間も取り入れたい。
1920年(開始年)
初期人口約690万人。2200万円。
1930年
749万4千人。6億7200万円。
今回は都市名は日本語名を付けて運用してみる。既に10年経過し、石炭輸送で着実に収益を増やし、借入金の返済も終わっている。
1940年
760万1千人。36億5300万円。
石炭輸送中心。首都から2駅だけ旅客線を建設して運行。これは将来の環状線には組み入れない。
石炭輸送はD51登場で75km/h運転化。列車の短縮が上手く働かず少し面倒。
資金的には前回を上回る収益となっているようである。
1953年
770万7千人。106億5800万円。
1956年
773万6千人。124億2500万円。
人口は中々増えない。資金も、前回並というか、その程度に落ち着いてきている。石炭以外の物資の輸送にも少しだけ手がけ、鉄鉱石を製鉄所に運び、製鉄所から工場に鋼鉄を運ぶ路線を開拓したのと、森林から原木を工場に運び、工場からは商品を都市に運送するという路線も開拓。更には、石炭輸送の貨車を50トン積みができる無蓋車に変更。
それにしてもやはり列車長の短縮がうまく働かない。以前からこうだったかもしれないが、貨車の大きさが変わるときには1編成ずつ車庫に戻して調整しなければならないので、これは少し苦労するようになる。定着してしまえば問題ない。
また、都市名は今のところ座標値ではなく日本語名を付けているが、ひとまず今はこれで問題、というか面倒なことが生じるようなことはなさそうである。
1960年
779万3千人。158億6700万円。
いよいよ1960年を迎え、輸送のための主力産業となる海上油田が登場し始めた。この年から一気に海上油田が各地水域に登場するので、ある程度出揃うのを待って事業を始めた方が良いかも知れないと思って、まだ少し石炭輸送を中心に開発を続けている。
間もなく高速で輸送できる車両も登場すると思われる。
1980年
829万6千人。416億4000万円。
海上油田水域はまだ2箇所の開発をしているのみ。この間、新車両なども登場するので、新しいもの、高速なもの、積載量が多いものに交換。旅客線は首都からその周辺への1路線。首都駅には新幹線駅も併設したが、まだどこへも通じていない、駅だけの状態。
1999年
881万7千人。946億6500万円。
巨大水域における海上油田からのルート構築を始めた。構築までに時間もかかるので、まだ2箇所目。相変わらず新車両への更新作業にも追われていて、この調子だと旅客線の構築はまだ先になりそう。
2011年
917万6千人。1582億1500万円。
中々巨大水域には対応が追いついていないが、着実に水域の輸送ルートを確保しつつある。もう大体主要な車両は登場しているのであるが、中々、それにも十分活用できていないような状況もある。先は長い。
2029年
974万3千人。2728億1600万円。
いよいよ旅客鉄道本格参入のため、南部の拠点都市とするところから在来環状線と環状新幹線の建設に着手。まだほんの一つ二つの区間のみ。今回新幹線の駅は全て在来環状線の駅に併設し、全ての駅に双方向の列車庫を設けて、車両の更新を早期に実現できるようにするつもりである。
上記の資産が確保されているが、しかしまだ鉄道建設費が高く感じるので、もっと石油輸送事業を拡大しながら建設を進めていく必要がある。