OpenTTD 4096*4096 5回目

投稿者: | 2025-05-24

OpenTTD 15 beta-2の環境で開始する。
前回と異なるのは、NewGRFを更新し、鉄道車両はJapanset3ではなくJP+のもののみとすることなどである。
それ以外は前回と同じ。

今回のマップの個別の開発方針(前回踏襲)

  • 4096×4096の最大マップサイズとする。
  • 列車と航空機の保有数は最大値の5000。船舶車両は3000。
  • 初期借り入れ資金は2200万円初期値。
  • 街の名はJP+で自動的に付けられた名前を漢字表記にする。関わらずに個別に好きな名を付けても良い。
  • 産業輸送列車の名称は出発地駅名を付け「○○埠頭#001」。
  • 新幹線や航空機などは「●●線旅客#000」等とし、産業輸送も判別しやすければこれでも良い。
  • 石油油送船は一律「(油田名)油井丸」とする。
  • 在来線の平均駅間距離は100、新幹線は200で、駅は何れも都市のみ。
  • 新幹線の駅は在来線駅との併設を基本とする。
  • 新幹線と在来線はマップ端部を一周できる環状線を構築してこれを基本とする。
  • 駅のホーム・列車長は在来線と貨物路線6、新幹線8、信号間隔は前者8、新幹線は10とする。
  • DualGuageの新在併用区間も適宜取り入れる。
  • 在来線はAC/DCを区別した路線を構築するが、切替駅や産業路線は交直併用でもよいものとする。
  • 航空機は航続距離撤廃NewGRFを使い、空港間距離の制約を考慮しない。
  • 航空路線は端部環状のほか、中央部を経由して東西南北などの路線とする。
  • 端部や中央部の都市は大陸間空港を持つことができる。
  • 在来線と新幹線はマップ外苑部環状線構築を当初の目標とする。

テスト環境の構築

前々回、車両を購入して運行を開始してから不具合が出て列車がほとんど動けなくなる場合があったので、今回もそれを事前に検証してから本番環境に導入する。このようなテストができるよう、予め小さなサイズのマップ、2050年の資金無限環境をテスト環境として用意しておき、車両の導入やその他のテストを行うようにする。

1920年(開始年)

初期人口約748万3千人。2200万円。
一番人口の多い都市に本社ビル(小屋)を建設して開始。
まずは石炭輸送で10億円を目指す。
というつもりで一番産炭量の多い炭鉱、これが奇しくも旅客列車の拠点とする予定の南端部にあったのだが、この炭鉱から発電所は比較的距離があり、線路もまだ性能や財力に見合わない130km/hの産業線路を選んだため、資金を6600万円まで借り入れても列車2本体勢で一時期赤字になってしまった。線路のグレードアップや完全複線化は後からで良いので最初はその半額程度の建設費で済む100km/h規格のもので当面建設・事業化を進める。

1931年

人口757万2千人。7億5400万円。
炭鉱からの石炭ルートを開発しているが、まだ思ったほどの資産増加率ではない。
借入金の返済もまだしていない。利息は2%なので、まあそのくらいはもう少し後でもいいか。それを差し引くと、前回マップと同じくらいの利益の伸びである。

1939年

人口766万2千人。30億1300万円。
石炭輸送の拡大を続け、資金は順調に増えつつある。首都から近隣の都市まで電車線を敷設して4両編成の列車を運行開始。

1951年

人口775万9千人。96億円。
引き続き炭鉱輸送を拡大中。1950年を過ぎると道路に中央線が引かれた近代的なものになるほか、電気による信号が使える。実際には1950年以前にも選択出来て使えるのであるが。

1957年

人口782万5千人。157億5700万円。
炭鉱輸送拡大中で旅客運送はまだ手がけていない。あと3年程度で海上油田が登場するが、それまでに最低目標額である10億円はとうに突破し、前回よりも少し多い額の資金が蓄えられている。
海上油田を整備しながらでも十分に収益は伸びるので、貯まった資金の運用でだいたい何でも整備出来るような状況になっている。

1960年

人口785万9千人。186億9300万円。
いよいよこれから海上油田の開発が始まるが、出現数が安定してきてから着手することにしたい。それまでは数年かかるか。1月の時点で既に20程度の油田が出現して来つつある。

石炭輸送の貨車を、再びホッパー車に変更した。1両への搭載量が1.5倍となり、遊休の列車も何本か生じたので、その整理をしている。一段落したらようやく海上油田の開拓も落ち着いてくるのではないか。また、その頃になれば輸送に適した貨車車両も出現するのではないか。
線路は産業路線基盤だと交直両用で高価だということに気付く。直流電化で十分なのではないか。

1972年

人口812万6千人。350億9700万円。
石油輸送事業に着手。産油量の多い油田がある海域から順に。

1991年

人口867万6千人。981億6700万円。
石油輸送事業を拡大中。
今回はJP+の車両のみで挑んでいるが、石炭輸送は110km/hが実現出来るのか。今は全てD51から更新してDD51で95km/h運行。線路は100km/hが最大だが、来年にはDF200が登場するので、機関車としては110km/h運行が可能。石炭輸送の貨車は100km/hが最大のようであるが、この先110km/h運行可能な車両が登場するんだったか不明。
と思って2050年環境で構築していたテスト用データで検証をしてみたら、やはり石炭貨車としては100km/h運行のホキ10000が最終。だが車掌車ヨ38000を併結することで110km/hの運行が可能になる。列車長も丁度良い感じになるので、1992年にDF200の試作機が登場したらこれによる運行とし、これに伴って線路のグレードアップも行うことを予定する。

2000年

891万6千人。1294億2300万円。
DF200の登場が1994年頃、ヨ38000の登場が1996年頃で、予定より少し遅れて、石炭輸送の110km/h化が完了。
列車長が、貨車を含めて5.8だったので、ヨ38000を最後尾に連結すると6.0となり、ホームの長さにも丁度良くなった。ただ全ての石炭輸送列車70編成超にこれを連結する作業は少し大変だった。
最後尾に車掌車やコキフの車掌車付き車両を連結することで、最高速度を上げることができる仕組みは面白い。多分、JP+車両だけの仕様ではあると思う。

2019年

953万7千人。2545億9900万円。
着実に人口も資金も増えている。石油輸送ルートの開拓のみくらいしかやっていない。
まだ旅客輸送には着手していない。
上は首都の写真。首都は人口8000人を超えて、現時点では4番目に大きな都市である。
購入土地は、新幹線駅の建設予定地と将来の首都空港建設予定地である。

2051年

1057万6千人。5574億3300万円。
判定年2050年を迎えて、もちろんまだまだ継続する。むしろこれからである。
まだ旅客鉄道は首都線、1区間のみなのであるし、航空機を就航させる予定もある。

2071年

1136万8千人。8250億6600万円。
いよいよマップ内周辺部の環状線、新幹線・在来線の建設に着手。ひとまずは東西南北の拠点駅4駅を建設。今回は全て駅舎まで建てたり跨線橋を設置したりもしてみる。その分、時間はかかる。
こればかりではなく、多分石油輸送ルート開発も並行するので、まずは工期40年、2111年までに完成できるかどうか。いや、というか既に4駅の建設だけでもう2、3年を費やしている。

2079年

1169万人。9346億6100万円。
工期40年での完工が怪しい。一度建設した四つの拠点駅や既に営業運転を行っている首都線1区間の両駅を、片面ホーム型の対面式又は島式に変更してみた。その駅の改修に時間がかかった。ただ、駅の建築さえ終われば、路線の整備はさほどでもない。
この年までに新幹線1区間、在来線2駅間の整備を終え、試験電車の運行を開始したところである。

2088年

1206万人。1兆537億円。
1兆を超過したのは前回マップより十数年早いペース。環状線延伸工事中。

2099年

1264万5千人。1兆2320億円。
環状線建設中。まだ全体の約1/8に達したかというところで、当初想定のあと12年では絶対に無理である。途中、石油輸送ルートの追加開発もしながら延伸を進めていくので。

2124年

1401万2千人。1兆6175億円。
環状線はまだ1/4に達しない。全く先が見えない。

2136年

1479万8千人。1兆8222億円。
環状線は在来線、新幹線ともに1/4にようやく達して、新幹線は営業試験電車4編成の運行をその区間で開始した。在来線も軌道試験が終わったら同様に営業試験車両を走行させる予定である。

2161年

1655万7千人。2兆2560億円。
環状線は東側の交流電化区間の工事に入り、新幹線で2駅先の駅まで整備が完了。試験列車を走行させている。
後は石油輸送ルートの開拓である。

2179年

1798万人。2兆6041億円。
環状線東側交流電化区間が東端駅まで完工。全体の1/2が完成した。
今は最後の区間で試験電車を走行させているが、それが完了したら先に完成している1/4直流区間と同様に、営業試験電車を運行させる予定である。
1/4区間を完成させるまでに約20年かかるということは、このままスムーズに行っても、環状線全体が完成するまでにはあと40年。2220年頃に完成か。
環状線の完成を待って、その後は空港整備、航空網の開発に移るがこれはまだずっと先になりそうである。

2218年

2129万1千人。3兆4133億円。
石油輸送ルートを数カ所開発後、再び環状線工事へ。まだ先は長い。

2256年

2489万2千人。4兆2959億円。
環状線が3/4完成。2300年までに完成出来るかどうか。

2289年

2843万3千人。5兆1157億円。
環状線は順調に工事中。だが工事に飽きたら付近の水域の油田輸送に時間を費やしている。あと11年、2300年までに完工できるか。残りは全体の1/8程度であるが。

2304年

3011万人。5兆4819億円。
環状線は在来線、新幹線ともに路線整備がついに完了。230年もかかった。
これから走行試験、営業試運転を全線で開始し、本営業に移るが、それはもう10年くらい先になるか。
その後はまた石油輸送ルートの開拓と、あとは航空網整備に取り掛かる予定。
2307年に営業試運転を全線で開始したので、運行がUnbunch機能により平滑化して安定し、様子見で2320年頃に本営業を開始する見込みとする。

2327年

3294万8千人。6兆927億円。
新幹線の営業試験を終え、300系電車12両編成において営業運転を開始。しかしまだ運行が安定しないため、2~3億円の赤字。Unbunchで列車の運行間隔が調整されてきたら、少しずつ黒字化していくものと思われるが正直なところ大幅な黒字は期待薄。
在来環状線の営業運転もこの後に予定。

2350年

3579万9千人。6兆7120億円。
営業運転を開始した環状線、環状新幹線は辛うじて数億円の黒字に転じている。
この後は少しまた石油輸送ルートを開拓してから、開発段階最終の航空網整備にとりかかる。