Realforceに至る

投稿者: | 2020-01-17

自分が初めて触れたキーボードは、ラップトップのワープロ専用機のキーボードだった。これで、ローマ字入力を覚えた。メカニカルかバックスプリングのメンブレンなのか、このキーボードがどういう機構だったのか知らないが、打鍵感は悪くなかった。
ワープロ専用機は何機種か使ったが、デスクトップタイプのオフィス用専用機で、フルキーボードのものも使った。テンキーがあるのは便利だったし、キーボードが任意の場所に配置できるので都合も良かった。
PCを使うようになってからは、まずはPC-98のフルキーボードを使った。機構は一般的なメンブレンスイッチのものだったようだが、とにかくこれが本格的な入力環境、PCのキーボードなのだということで、気に入って使っていた。
そのうちにノートPCも使うようになって、おそらくここで初めてパンタグラフ機構のキーボードも使ったのだが、この頃は特にキーボードの機構や打鍵感までの拘りはなかったので、特にどうこうという感想は持っていないのである。
PC-98からDOS/V機に変えた際にはまたそのPCに付属しているメンブレンのフルキーボードを使うようになったが、これもこの時点では特別な思いはなかった。ただ、このキーボードはUSBのもので、その後の自作機の時でも使えたので、しばらく使い続けたものである。
その後はノートPCをメイン機にしたので、パンタグラフのキーボードを使い始めたが、このキーボードが故障したらどうするのかと、以前のそのUSBフルキーボードを接続したら難なく使えたことで、ノートPCでもキーボードは外付けにしてみる方向で、様々なキーボードを試し始めた。
黒軸や茶軸のメカニカルキーボードを経て、平行して色々と使っていたが、HHKBからRealforceに至り、結局長く使い続けることになったのはRealforceということになった。
メカニカルキーボードではチャタリングも稀だが起こることがあったのは気になった点で、そういうことが起こりえない静電容量無接点のRealforceは、打鍵感も心地よく以降今に至るまでずっとRealforceのキーボードがメインということになった。