雑記2507

投稿者: | 2025-07-31

7月のうちに書きためた分を投稿しておく。

スマホ乗り換え

どうしてもPCを新しくしたときの乗り換えは面倒な作業になるので、そのための準備を十分にしなければならないわけだが、スマホに関してもそういうイメージがあって、これは数日ではできないかもしれないなどと思っていたら、意外とあっさりできてしまって、拍子抜けとは言わないまでも、こんなものかと思ってしまっている。
Googleにバックアップが出来ていたのが大きいのかもしれないが、SIMカードを入れ替えて、初期設定をしたらバックアップからほとんどが復元されてアプリはほとんど再度ログインをするだけ、という作業であった。無論、端末認証が必要な銀行系アプリなど一部はそういう乗り換え作業は必要であるものの、それ以外は本当にそれだけの作業で、アプリのインストールも自動でされていたりして、実に楽に済んでしまった。
あとはもちろん、SDカードや本体内に保存したデータなどは、自分で作業して移行したりする必要もあるのだが、その程度である。

新XPERIA、XPERIA 1Ⅶは前機種5Ⅳよりも僅かに重くなって、その違いはわかるものの、支障があるような重さの差ではない。縦長の前機種と比較して少し幅広になり、画面が大きくなった分、見易くなったのが良い。比較すると画面は一回り大きくなって、其の分本当に見易くなった。19.5:9は安定感のある縦横比率である。
外で周りの人のスマホ機種はどんなのが多いのか見てみると、結局iPhoneが多いのはともかく、比較的小型の画面の機種を使っている人がほとんどという印象である。大きな画面のは、恐らくiPhone Proとかそのクラスの機種で、自分のもそれと同じ画面比率と大きさのようである。

乗り換え時期は特に、そのように他人がどのような機種を使っているのかとチラ見してしまうことが多い。以前は全く気にならなかったが、見ればやはり半数くらいはiPhoneと思われる機種で、ホームボタンが付いている機種も少なくないという感じである。これが着いているのは少し前の世代の機種なのだろうか。

話を戻すと、カメラは望遠の倍率がずっと高く、これがあれば特に拘りなく取るならば一眼レフで一々レンズを交換するような手間も不要であるし、そもそも重いカメラを持ち歩く必要もない。もちろん比較にならない部分はあるとして、通常のシーンの撮影では広角から望遠までカバーしていて、自分が撮るような範囲の写真や動画は全てこれで間に合いそうである。カメラの性能に関しては前機種も同様で、スマホを使うようになってから、コンデジや一眼レフの出番はほとんどない。撮影した写真がアプリで管理されて、必要に応じてクラウド側へもコピーできるその管理の容易さは、一眼レフなどでメディアからPCに写真をコピーして、という手間が全く要らないだけで十分である。

ガラスコーティングは、前機種と違うコーティング剤であるか、画面の感触はそれなりに違うように思う。時間が経てば硬化して気にならなくなるかもしれないが。施工当初は指紋が目立ちやすく、効果が進むと知らぬうちに指紋が着きにくくなっていく。
今回は純正のケースを装着しているが、これはサイド部分が本体むき出しで、本体機能が支障なく使えるのは良いのだが、シャッターボタンの位置とポケット等に入れて取り出す時に持ち上げる位置が被り、長押しになってカメラが勝手に起動してしまうことがあるのが大きな難点。仕方なく、長押し起動はひとまずオフにしてみたが、カメラ起動はやはりシャッターボタン一つで行いたいので、持ち上げ方に注意するようにして、再び標準に戻す。
前機種もシャッターボタンの位置関係は同じだが、クリアケースはサイド部分もガードしていて、かなり強く押さなければならなかった為、誤動作は無かった。良し悪しである。

同様に、電源ボタンにも触れてしまうと、それだけで指紋認証が働き、正しい指でない肌で触るので認証エラーの振動警告を起こしてしまうのも、正直使いづらい部分である。
従って、やはり持ち上げる時に触る位置を考慮して慎重に取り上げなければならず、持つときのバランスの問題と相まって、少しそこも取扱が不便と思ったところである。

バッテリーの持ちは、容量が前機種と同じ5000mA/hらしく、フル充電では丸3日の昼間使って0%になってしまうくらいの減り方。まあこれは、このくらいのものだろうと思う。
スマホに乗り換える前は、ガラケーと比較してその頻繁な充電が煩わしいと思っていたが、このくらいのペースなら仕方がないのかも知れないと思う。充電自体、汎用性があり専用のクレイドルなどは必要ないので、充電環境、つまり充電器やモバイルバッテリーを必要な所に置いておけば、それで必要に応じて充電が出来るので、ガラケーより頻繁にその必要があるとしても不便さは感じない。
それでも通常はいたわり充電で80%を充電限界として使う予定なので、さらに保持時間は短くなるはずで、それでも2日間くらいの通常使用で充電なしで行けそうだと思っている。

文字入力はATOKのフラワータッチを使っているが、これの感触が新機種ではあまりよくない。ガラスコーティングの違いによる感触の違いもあるのだが、画面の大きさ、タッチ部分の大きさによる反応の違いなのか、ジェスチャーで上手くその文字を指定することが出来ないことが時々あって困る。何とか感度調整をしているが、特に濁音半濁音などはよく確認しないと清音のみが入力されたり、あるいは隣接する別のかな文字の入力になってしまったりするのが困る。
少し調整して、感度を高くして自分の指の動きの大きさに合わせて正しく入力出来るように調整したら、何とかだいぶ使えるようになってきた。

困っているのは、マイクの感度が小さいことである。これは前機種の5Ⅳでも同様で、設定が出来ない。屋外での撮影などは、風の音なども拾うし普通の音量だと思うのだが、屋内で、キーボードの打鍵音など小さな音をとにかく拾わない。再生時にボリュームを最大にしてやっと平常くらいに聞こえるレベル。設定ができず自動レベル調整されているようなのだが、これはあえて調整したいときに大変困るような気がして、動画はそんなに撮影しないから、まあ仕方ないのか。今のも前のも2機種ともそうなので、多分そういう仕様なのだろうと思う。ヘッドホンで聴けば、ちゃんと普通に聞こえる。

増速1Gbps

インターネットへの接続は、最初の最初はダイヤルアップで、モデムを通して普通の電話回線に繋いだ。このときの速度は33.6kbpsとか、そのくらいだったように思う。この接続方式は、モデムさえあれば特に回線工事などは必要とせずに行えた。
そのうち速度と安定性向上のためISDNに切り替えてINS64の環境にした。64kbpsで、回線工事はNTT局舎側で行い、自宅側ではTA、ターミナルアダプタという機器でデジタル回線をアナログに変換して接続する。ただこのときに常時接続可能な状態だったかは覚えていないが、単純に倍の速度になったので、増速したことは感じられた。NTT純正か、あるいはSONYのTAを使ったような記憶もあるが、その後にNECのAterm製品のTAも使って、Atermとの付き合いはこのときからである。
たどこのときまでは、LANケーブルでの接続ではなく、シリアルポートか何かに専用のケーブルで繋いで、通信を行うスタイルだったように思う。まだまだ無線の時代ではなかった。

増速を最も顕著に感じたのはその次の、ADSL 8Mbpsに変更したときであった。今からすると信じられないような速度であるが、それでもブロードバンドと呼ばれる帯域で、ISDNから比較すると十分に高速になったと思った。常時接続はこのときからだったかもしれない。PPPoEの接続方式もこのときだっただろうか。ADSLモデムなる機器を接続して、それを介して、おそらくLANケーブルで接続していたような記憶である。LANケーブルのポートをノートPCでは備えていなくて、PCカードで接続していたかもしれない。

そしてその数年後、光ファイバでの接続方式、Bフレッツが登場したので、最大速度100Mbpsというそのサービスに切り替えたのが、今から20年も前の2005年である。
光ファイバの引き込み工事、ONUの設置などが行われて、自分の家の周りでは自分の所がとにかくいち早く、光ファイバによる通信環境を構築した。当時は、それで十分すぎるくらい高速であったが、増速の感動はADSLの場合に比べては少なかったかもしれない。
当初はONUにLANケーブルでPCを直結してフレッツ接続ツールで、PPPoEの方式で接続をしていたが、そのうちにルータの存在を知り、ルータ経由で常時接続になった。その頃同時に無線接続も試したりしたが、不安定でまだそれを実用する気にはならず、しばらくは有線ルータを使っていた。PCも無線LANを本体に備えていないのでPCカード子機を使ったが、これが著しく、あまりよろしくないもので接続はとにかく不安定だった。
だがやがて、PCの性能向上と無線LAN子機の内蔵もあり、それまでBaffalo機を使ったりしていた無線LANルータを高速で安定度、信頼度の高いAtermに切り替えて、メインPCは引き続き有線を使うが、別のPCでは無線を使うなどして、かなり環境が整ってきた。

回線状態は、基本的にそれからずっとそのBフレッツ100Mのままで、ルータ自体はAtermばかり何台も取り替えてきた。PCも変わって無線接続が当たり前になったものの、基本は有線接続として、あとは中継機を導入したり、とにかく様々なネットワーク機器を使い、試し、乗り換えたりするようになった。
次第に最大1Gbpsの光ネクストなどのサービスが一般的になってくるが、乗り換え・切替のタイミングがなく、ただ100Mの状態でも十分に高速で満足していたので、とにかくそれからはずっとそのままの状態で使い続けてきた。接続速度を向上させても、接続先の経路や相手先が対応していなければ、速度の向上は限定的になる。
ただ、ルータから内側のLAN内では機器もケーブルも全て1000BASE、つまりギガ対応の環境にはなっていた。
5年ほど前には、接続方式をルータのPPPoEからIPoEの回線認証、IPv6の技術を一部取り入れた回線方式に切り替え、それだけでより快適になって、現在に至っている。

だがこの度ようやく、そういう回線環境の見直しをすることにした。
スマホに切り替えてから、次こそ自宅の環境を向上させたいと思い、機会を見ていたところ、全体として料金も安くなる上に1Gの通信速度に増速出来るチャンスを得たので、ついにその増速に踏み切った。
てっきりそのONUの交換工事が必要なのかと思い、指定の工事日には休暇まで取って準備して待ち構えていたが来る気配がない。
確認すると交換の必要はないらしく、こんなに古いONUでもそのまま増速出来るというのである。このONUの仕様書では最大100base-TXなどとなっていたが,サービス次第で1000baseにも対応出来るのだろう、導入当時の規格ではそれほどの高速は一般的でなかったせいか、そのような記述は一切無い。GE-PON-ONUは、そもそもギガビットイーサの規格らしく、1GBpsまでは対応しているらしいのだが、このONUの当初の説明書には100Mの規格以上の記載はない。いつしかファームウエアでアップデートでもしたのであろうか。

しかし実際工事指定時間後に確認したら増速したそれなりの速度の状態になっていたので、実際これでそのまま1Gまでは問題ないようなのである。結果的に不満はないが、なんだか呆気ない。
無線経由の接続でも200~300M、有線接続なら速いときで700~800Mの速度が記録されるので、間違いなくそれで増速はされているようなのである。

感触としては、それなりに高速になったと思う。Webページの表示も、元々そんなに気になるほど遅くも無かったが、増速後はもっと高速になって、データ容量の小さいショート動画などは瞬時に再生が開始されるような感覚もある。ただ、この程度の変化では、すぐにこれに慣れきって、余程大容量の通信環境が要求されるようなことがあったとして、10Gサービスの提供地域になって今後また増速しても、さほど大きな環境変化はないのかもしれない。

今後はPCだけでなくスマートフォンとかの機器もWi-Fiを使う。どっちにしても、ネット速度向上は自分の作業の原点的な部分でもある。今は特段の不満は生じていないが、速度が向上することは自然ではありながら、今後も単純に速度向上が出来るような手段を検討すべきと思っている。

固定回線の現況

今は、特に若い世代ではスマートフォンあるいはタブレットの使用が中心で、PCの使用は比率としては減ってきているのではないか。そういう状況においては、自宅などのネット環境も固定回線としてではなく、モバイル回線が純粋に増えてきているように思う。
携帯(スマホ)やタブレットに装着するSIMによる通信、あるいはモバイル回線のモバイルルータ、ホームルータによるWi-Fi接続で、光ケーブル、FTTHによる接続環境を持つ以外の選択肢も増えているように思う。

実際、4Gや5Gで通信容量が確保されているなら、固定回線ではなくても十分に間に合うし、その費用だけで十分に固定回線以上の費用額に達すると思われるので経済的には固定回線と二つの通信環境を整備する必要は乏しい。
速度や安定性よりも、費用の面だとかその他モバイル回線のメリットを考えるならそういう選択肢もあると思うが、元回線が有線接続の光回線と電波状況に左右されるルータ類や携帯のネットワークとでは安定度が違い、今後も自宅でのテレワークだとか、あるいはゲームや動画視聴その他、固定の光回線は通信環境のベースとして今後もあり続けるものと思う。

自分に限っても、自宅には光回線を元に、Wi-Fiルータによる無線接続も可能な状態になっているが、PCは基本的に有線接続である。なので、PCもRJ-45のコネクタを装備したモデルを選びたいのだが、そういう機種が減ってきて無線接続が基本になっているような傾向もある。
スマホは逆に有線接続はできないと思うので、普通にWi-Fi接続であるのは言うまでも無い。

SDカード

XPERIAはスマートフォンにしては珍しくmicroSDカードが使える機種としても、重宝がられていて、無論自分も写真などのデータはそのSDカードに保存するようにしている。
SDカードのようなフラッシュメディアとの出会いは20年以上前の初めてのデジカメのときに使ったスマートメディアが最初だったと思う。容量は数MB、大きさもSDカードの数倍あるかというくらいだが、フロッピーディスクと並んでまだこれはメディア感というか、媒体としての要素が十分に有って、ここにこのデータが書き込まれているのだと思うと、それを取り出して持ち歩いたりするのが何だか気分が良かった。カードリーダーもUSB接続ではなく、FDドライブに差し込んで読み出すという方式のもので、もちろん速度もそれなりである。

それから、SONY製品においてはメモリースティックも使ったし、その後のデジカメではコンパクトフラッシュ、CFカードも多用した。実際、自分のデジタル一眼レフはまだCFカード方式のメディアのものである。
だが何時の頃からか、そういうフラッシュでメディアは概ねSDカードに収斂されてきている。SDカードも、デジカメが基本で、それからその他多くの電子機器の記録メディアとして標準的になってきて、PCにもSDカードリーダが搭載されるのが標準的にもなってきた。
一時期はminiSDカードの規格の媒体を使う聞きも出たが、小型の機器においてはmicroSDカードが主流になって、現在に至る。

従って、様々なメディアを使うのが好きなので、必然的にSDカード、microSDカードが集まったりもしている。CFカードはデジカメで使ったりするので信頼性の高いものということで、やはりSanDiskの製品を選んで使うことが多かった。SDカードも、カメラに使う場合はそれに準じてSanDiskのものにしたり、Lexerだったり、あるいはTranscendだったりと、その辺りのブランドのものを使うことが多かった。
前機種のスマートフォンでは、最初ELECOMの製品を使うつもりだったが、数日で読み込みにエラーが出て困り、やはり信頼性の高い物ということで、高価だがSanDiskの製品を選んでそれをずっと使ってきた。問題は起こらなかった。

新しいスマートフォンでもSanDiskを選ぶという手もあったが、今回はKIOXIAの製品、Exceria Plusシリーズのものにした。これもTOSHIBA由来の国内メーカーで、最近人気が出てきている製品群で、信頼性も高く、概ねSanDisk正規品より安価で入手出来るようであるので、問題がなければこれが今後は良いのではないかと思っている。容量は256GBで、これだけあれば自分の使い方においては次の機種変更まで十分ではないか。不足したら買い足すだけの話しである。

もちろん無名メーカーの製品でも、問題が無ければそれで構わないわけだが、SanDiskほか信頼性が高いとかハズレ個体が少ないと言われるような製品のほうが安心して使えるのは、このようなメディアに関してだけではなく、だいたい全てにおいて同様である。

Wi-Fi 7化

回線も1Gbpsに増速した機会に、3年ぶりにWi-Fiルータ親機も交換し、自宅の無線環境を親機直接接続する場合のみWi-Fi 7化した。と言っても、これに対応している端末はXPERIAの新スマホのみではある。新親機はもちろんAtermで、7200D8BEという新型番機種である。

3年前に、Wi-Fi 6に対応することを目的に5400HPを親機として導入。その後、中継機用として3600HPも導入し、それ以前に使っていた2600HP4も復活させてこれらで自宅のWi-Fiネットワークを構築していた。今回は新親機が入ったので、5400HPも中継機(コンバータ)化して、第2の用途へと回した。全体として中継機性能が向上したことになるので、中継環境も少し安定化したのではないかと思う。

作業が面倒臭そうに思えてならないのは自分本人がそう思っていたところだが、要はSSIDを同じものにしたら再接続設定をしなくて良いので、そんなに困難な作業というわけではなかった。
ただ、5400HPを親機モードから中継機モードに切り替えるのに少し手間がかかった。

メッシュなし中継機モードでは、設定が初期状態に戻るようで、管理者パスワードの再設定からやる必要があった。IPアドレスも初期値に戻るので、設定PCのIPをそれに合わせて管理画面にアクセスしつつ、IPを変更して自宅のネットワークに合わせる。その都度、アダプタのIPv4の設定を変更しなければならず、これがとても面倒であった。
その後、WPS機能を使って親機と接続したが、これは手動でやってもさほど手間は変わらないという気がした。

7200D8BEは、Wi-Fi 7に対応したデュアルバンドルータで、各バンド4ストリームの電波強度で安定する仕様である。6Eの6GHz帯には対応していないことで評価が分かれているが、その分Wi-Fi7規格対応機の中では安価なモデルで、自分の許す価格範囲でもあったため、これを選んで更新することに決めたのである。回線事業者のレンタル品としての販売も目指しているとも言われていて、その分安定度が確実に期待出来るモデルではないかと思う。好評な5400HPの後継機種、ミドルレンジとも言われているが最新規格全部ではなく、安定・安心して使えると思われる機能だけに限定して控えめな上級グレードになっている点では、5400HPと共通する部分があるのかもしれない。
Atermのサイトを見たら新製品として紹介され、ちょうどWi-Fi7対応で、上記のとおり価格も許容範囲、4×4アンテナを備えて、基本的にそれで必要な基本は揃っていた。

管理画面はこれまでのAtermと同様で、ずっと使ってきた自分にとっては特に不都合は無くわかりやすい。ただ機種ごとに細かい違いもある。7200D8BEは定期的に自動でリブートする機能も備えていたり、スマホアプリを使えば遠隔からでもリブートのメンテナンスができたりもして、その辺は使えそうである。
5400HPと比較して一回り大型になり、3600HPと同サイズであるようで、自分としては十分に大型と思っているが、CPUのコアも増え、同じ出力状態では発熱は抑えられているようにも感じて、その点でも安定度が増したという気もしている。
IPoEの回線判定は、方式を指定していても前機種では遅かったが、今回の機種では再起動と接続が凡そ2分で完了するので、妥当なところであろうと思う。

Atermとトラブル回避など

とにかくNECのAtermのシリーズは、ターミナルアダプタの時代からたくさん使ってきた。TAは、当初のNTTレンタル品よりも高機能だったために購入して、それを使うようになった。ADSLの頃は、専用のモデムに直結していてまだ無線は使わなかったので、Atermが入る余地はなかった。
光回線にした後、有線ルータ機能を目的に導入したのがWR8500Nで、これの印象が良かった。他社製品も併用していたが、これが一番動作が安定していた。当時としては、アンテナ内蔵の筐体デザインも他社にはなく、洗煉されていて気に入った。
WR8500Nには無線LANカードWL300NCが付属していて、これも使ったが、まだ無線LAN自体がさほど高速でもなく、条件の悪い場所では接続も不安定な時期でもあって、最初の頃は有線接続のためのルータで使いつつ、それでも他社製品と比較すると安定度が高く、キーボードのRealforceと同様に、結局NECのAterm製品が一番と思い、以後ルータはAtermばかり選ぶようになった、その先駆けの機種である。

条件の悪い離れと自宅との間での接続のためには、当時のPCの子機や無線LANカードやUSBなどの子機では途中で接続が切れたりもして不安だったが、イーサネットコンバータを介することで、この要件での安定度を増すことができるようになった。
それがWR8700Nと、WL300NE-AGである。これらがセットになった製品もあったが、WL300NE-AGは自分は個別に後になって購入した。イサコンからは有線でPCに接続し、以降今も、この方式でサブPCを接続している。PC側からは有線接続扱いで、PC子機で接続するよりも安定して、快適である。
その後、PA-WR9500N-HPに更新した際には、2台セット品を選び、1台をイサコンとして仕様するようにして、引き続き離れとの間での安定した通信ができるようになった。
更にその後は、PA-WG1800HPのイサコンセットにして、この機種をかなり長く、7年くらいも使った。使い続けたのは、これ以上の規格も出てきたものの、11acの接続で安定し、これで特段の不満がなかったからである。

4年前、さすがに、そろそろ最新の機種に更新しようと思い立ち、ここからはフラッグシップではなく、性能や規格が安定した製品を選ぶようにして、WG2600HP4を2台購入して、これまで同様に1台をイサコンとして活用し始めた。ただWi-Fi 5対応機としては最上位機種だったと思われるが、もうこの頃になれば安定するのは当たり前というくらいにもなっていて、普通に使えることだけで十分に満足していたくらいである。メッシュ中継という機能もあったにせよ、試した結果はどうも自分の目的や使い方、環境には合わず、通常の中継機能のほうがわかりやすくて扱いやすいので、その従来方式を使い続けた。また、このときにIPoEの方式に接続を切り替えて、ネット環境がかなり快適になった。

それがWi-Fi 6対応機種にしようと思ったのは、スマホやPCが先にWi-Fi 6対応になっていたからで、3年前にはWX5400HPと、イサコン用としてWX3600HPを購入してそういう構成にした。5400HPもまた、Wi-Fi6までの対応機としては最上位で、安定度が高まり、特段これで問題ないような気がしてしばらくこの構成とし、2600HP4の1台をまた別の場所で使うイサコン用として復活させて、現在に至っている。
この度、Wi-Fi 7規格対応のスマホにしたこともあって、親機5400HPから、7200D8BEに乗り換えをして、5400HPを中継機化し、3600HPは引き続き中継機として使うことにしたのである。

ところが、今まで中継機として普通に使えていた3600HPを、別の場所での中継機にして使うことにして2600HP4と置き換え、今朝そっちの環境を試してみると、ほとんど全く繋がらない。中継機までは繋がるのだが、インターネット側に行けないのである。Macアドレス制限などしていないし、DNSの設定なども変更していない。2600HP4では、電波状態が赤点灯になるくらいの強度でもしっかり接続は保ってくれていたのだが、3600HPでは4ストリームの性能でも赤点灯だとダメだ。色々試行錯誤の挙げ句、3600HPでは接続の強度が高い2.4GHz帯を使うことにして、接続を2.4G側に切り替えたら解決。設定方法に戸惑いはないものの、試行と中継機の場所を行ったり来たりで結局、色々やるのに半日以上を要してしまったが、結局繋がるように設定さえしてしまえば、Atermはきちんと安定した通信を提供してくれる。

いつも思うのは、自宅におけるLAN構築、無線のネットワークを整備するためには、専門的とまではいかなくても、それなりに基礎知識が必要だということである。LANの基礎知識、機器や設定機能の働きなど、要は接続が上手くいかないトラブルにどれだけ対処できるかということで、これは誰もが得ている知識とは言い難いので、普通の人は自宅でLANを構築したりWi-Fiの環境を思うように整備できない。関係機器のマニュアルを見ても、基礎がわかっている人なら理解できるとしても、ほとんどの普通の知識レベルの人にとっては珍糞漢糞だろう。
無論、勉強したらそういう知識は身についていくものではある。断片的なことを知っている人は居るだろうが、体系的にそれを習得しようとして、学習コストをかけるだけの値が普通の人にはあるのかどうかということである。

今は段々スマートフォンを活用するなどして、便利な機能が増え、接続設定も簡単にできる方法が用意されてきているが、全て手動で設定する時代からやってきている身としては、その機能を使ってどこまでどれだけ設定できるのかが逆にわからず、結局は従来通りの面倒な手順をとってしまうことが多い。だがそういう面倒な手順は既にきちんと説明されることがなく、詳しいマニュアルの中を探し回らなければならないので、またそこが大変である。

また次の日になって、この際SSIDと暗号化キーを変更して、体系的にわかりやすくしようと思い、先に子機や中継機側の設定を変更し、最後に親機側を変更する作業をしていたら、離れた場所に設置している3600HPだけうまく設定が反映されなくて繋がらなくなった。
PCを直結して確認すると、遠隔で設定した内容が反映されていない。こういう変更は条件の良い環境に持ってきて、WPSでつなぎ直すとかのほうが良かったのかもしれない。PC直結による作業で変更は結果的に難なく完了したが、そのちょっとした変更の対応のために、また行ったり来たり、PCを持ち込んだりでそれにだいぶまた時間を費やしてしまったのである。

Wi-Fiルータ選び

有線ルータに始まって、その後これまで何台も、Wi-Fiルータを乗り換えてきた。
速度的なものに不満があっての乗り換えというより、最新機能を使ってみたくて、あるいは単に最新に更新したくて乗り換えたという場合が多い。

最初は、光回線への接続が毎回PPPoEのフレッツツールなどを使うのが不便だと思ったのと、セキュリティが高まるとか、単にそういう機器を使うのが面白そうというのもあって有線ルータを導入したのがきっかけである。
しばらく有線ルータ、BAFFALOのBBR-4HGをずっと使った。その後にWi-Fiを導入しようとしたその時当初も、スループット値が高かったこの有線ルータを基本にして、Wi-Fiルータはブリッジモードで使っていたくらいである。
BBR-4HGは、2008年くらいに発売されて今でも販売されているらしいロングセラー商品である。当時も、後継最新機種が出ないのと、Wi-Fiルータも性能が向上してきたので、やがてWi-FiルータでのPPPoEフレッツ接続とWi-Fiネットワークの構築という形へ移行した。

その後、BaffaloやCoregaなどの機種も使ってみたりしたが、結局Wi-FiルータのメインはずっとNECのAtermである。上級機は最新規格にいち早く対応しているブランドで、そういう新機能を活用して、条件の余り良くない自宅の環境でも快適にできるので、これを選んでいる。
とのような機種を使ってきたかは、上に書いたとおり。
自分の環境で必要と思うのは、当たり前だが自分の環境で十分に通信ができることで、4本アンテナの機種でなければ不安定で、これを基準にするとどうしても上級機クラスに限定されてしまう。かつては最上位機種を選んでいたが、最近ではとてもルータとしてはそこまで費用をかけられないほどの高価なものがフラッグシップ機として出てしまっているので、そういう尖った機能の機種ではなく、安定通信を前面に出した新機種のほうで選ぶようにしている。5400HPだとか、今回導入した7200D8BEなどが、そのラインに相当するというような気がしている。7200D8BEは、最新機能全部入りではなく安定して使える帯域に限定して、かつWi-Fi7にも対応するなど、5400HPのコンセプトと似ているような気もして、後継機とも考えられるのではないか。

乗り換えXPERIAその後

新しいXPERIA 1Ⅶに乗り換えて約3週間後、Xのポストなどを見ていると再起動を繰り返したり起動出来なくなったりという不具合報告が出てきて、随分事例が多くて不安になってきたところ、SONY側も認識して、発売1ヶ月で一時販売停止となってしまった。
自分のは、今のところそういう状況にはなくほぼ問題なく動いていたが、気付かず深夜などに勝手に再起動しているようなことはあったかもしれない。それもその不具合の一つなのかもしれない。バッテリーが少なくなって、まだ10%以上あって完全消耗まではまだ時間がある状態のはずなのに、いつの間にか残量0%になってシャットダウンしていることが1、2度発生もしたが、初期にはそういうこともあるのかと思っていた。
すぐに問題対処のためとされるアップデートが公開されたが、アップデート後にも発生した。また、そのアップデート後、ポケット内ではやや発熱が増したような感じもするが、前機種でもこの時期は同様だったので、周りの気温などのせいなのかもしれないと思うことにした。

今後、アップデートで対応できないならば無償修理や交換になるのだろうと思って、指示通りにバックアップは取っておいた。幸いこの機種はSDカードが使えるので、写真などのデータは全部SDカードにあるから、その点での心配は要らないと思った。

今回のことには関係しないが、ATOKのフラワータッチで入力の誤判定が多く、意図しない文字が入力されてしまうような不具合もある。文字入力の反応の調整が十分にされていないように思う。これは、反応感度の調整で、何とか自分の入力の使い方に合うように調整できたが、まだ完全にミス入力が起こらないわけではない。前機種でも入力ミスはあったが、指の動きの範囲との調整は何もしなくても上手くできていた。
ただ実際、そのような不具合症状を除けば、全体的には満足で快適である。前機種5Ⅳよりも幅が広くなり高さも少し大きくなり、すなわち一回り大きくなったし重さも増したが、重すぎる、大きすぎることはなく、寧ろ画面比率も含めてサイズ感は丁度良くなった。カメラの性能も向上し、カメラアプリも使いやすくまとまってわかりやすい。もちろん画質も望遠性能も向上。心なしか通話品質も上がったようにも思う。

動画の視聴程度では発熱はさほどでもなく、普通にWeb閲覧をしている程度では、金属の冷たい感じさえするくらいで、特にその部分の問題も感じない。
全体として満足であるので、このまま問題なく使えるのであれば、当面それで良いとは思うが、リコール的な取扱になるなら、修理には出すことになるが、代替機が全くないので、その辺がどのようにサポートしてくれるのかが問題であると思った。
製品としては十分に満足であるのに、そのような不安があるために評価が下がることになるのは大変残念である。

RC1を店頭で

Realforce RC1は、30gのモデルを選んだので、45gはどうなのかとずっと思っている。
45gモデルとしては、別のRealforceが皆それなので、おそらくそれと同じだろうと想定はできる。
ある大型店の店頭に、両方のモデルの展示があったので、普段使わない45gのモデルも触ってみたが、確かに45gのRealforceの感触で、想定通りではあった。

だがこれは、どちらが絶対的に良いとは、中々決められない悩ましい部分である。45gのしっかりとした打鍵も良いが、30gに慣れると逆にその打鍵が重く感じてしまうようなこともある。どっちか一つには、多分決められず、結果的にはどっちも良いというふうに思うしかないのである。

Aterm 7200D8BEの位置付け

購入前後、特に後になって調べてみると、今現在の状態で6GHz帯に対応しないWi-Fi7ルータ、7200D8BEと同等性能の製品は、ほとんどないらしい。
NECが初のWi-Fi7機としてこのようなスペックのもの、フラッグシップ的ではなく実用安定クラスの製品を投入してきたのは、6GHz帯の6Eのニーズ、あるいはその要件からして今後の需要がさほど多くないと判断したからなのだろうか。
実際、6GHz帯は障害物に特に弱いらしく、同じ室内などで使うには混雑をさけるなどにより良いが、要件が厳しくなると使えない。自分の環境も、そういう壁などを隔てて別室や離れとなる環境であるから、おそらく 6GHz帯を使うのは困難であろうと思われる。

だとすると、2.4GHzと5GHzの従来の帯域に絞って、それがWi-Fi7化されるなら、実用的な部分としてはそのとおりで、それのほうが安心して、安定して使える。また、その二つの帯域に限定したことで、機種の価格も抑えられているようであって、ルータの平均的な価格からすると高価にはなるものの、フラッグシップのように3万円超えというようなこともなく、何とか導入するのに都合の良いものとなっている。

かつて、Wi-Fiルータとして初めて使った8500Nだったか、暗号化方式のWPA2か何か、そういう規格にも対応はしているのだが、正式な対応をしていなかったことがあったように思う。メーカーとして認証を取る必要があるとか、そういう背景事情があるのかもしれないが、それでも頑なにその機種では対応していなかったように思う。
不安と言うべきかもしれないが、その分、それが安定しているという考え方もできて、逆に安心にもつながり、その性能の優秀さと合わせて、今後もAtermを選んでくべきと思った次第である。
以来ずっと、Wi-FiルータはAtermである。

情報不足

XPERIAの販売停止の問題の続報が、1週間程度では全く来ない。原因の特定にそれほどまでに時間がかかるものなのか。問題がある範囲の機種なのかそうでないのか、それをまずはっきりさせてほしいと思う物なのであるが、全く沈黙のままである。
原因の特定と影響の範囲の確定、修繕方法と体制の確立、代替機あるいは交換新品の生産・準備、修繕・交換受付態勢の確立、ここまでできてようやく周知ということになるなら、少なくとも2、3ヶ月はかかるのかもしれない。

ネット上などでは、文鎮化したという報告は目立ち、何も問題ない人は何も訴えないので、そのような情報だけでどのくらい発生しているのかは想定出来ない。そもそも、それなりに初期には台数売れ渡った機種だと思うので、不具合報告も件数としては多くならざるをえない。いずれにしても、どの個体の範囲が対象になるのか、あるいは全台同様なのかを早く明確にしてほしいものである。

交換へ

続報は1週間過ぎ頃に出て、IMEI番号、製造番号のようなものか、これで該当端末か否かの検索ができるようになった。調べてみると、XPERIAの問題のロットには自分の機種も該当するとのことになってしまった。その判定プログラムに不備があったとのことで、修正された後に再度調べても、やはり対象端末という判定。
対象端末は、キャリア版ではショップで無償交換対象とのこと。ひとまず大きな障害は発生していなかったが、そうなるとわかればすぐにでも交換したいところではある。キャリアから順次SMSにより連絡が来るそうだが、それがすぐに来ないのは、少し後回しの群ということなのだろうかと思った。
いずれにしてもバックアップは取ってあるし、写真等のデータはSDカードに保存しているので、おそらく、店舗のその場で即交換ということになっても、概ね問題はないだろうと思っている。

交換により、その他細々とした不満の部分も解消されることを期待したいが、おそらく、ガラスコーティングは有償で、再度やってもらわないとならないような感じではある。これは、改めて費用が発生するとしても、まあ仕方がないのではないか。
だがそうこうしているうちに交換対応案内のSMSも来て、交換の予約のような来店の予約のような作業後、その日実際にショップに出向いて説明を受けると、やはりその場での移行作業を自分でして、終わったら問題の旧端末を初期化して返却して終了ということ。
作業は、ショップのテーブルで、一人で1時間近くもかかる作業である。Googleアカウントのログイン手順で色々戸惑ったが、支援を受けて何とか復元完了。SIMカードは移し替えで問題なく移行も完了。SDカードは後で差し込めば良い。
案の定、やはりコーティングは改めて費用がかかってしまったが、ここは覚悟していたので、まあ自分としては問題ない。

本体関係設定とか、アプリもインストールは引き継がれるものの、ほとんどの場合ログインや設定は再度行う必要があって、これには少し時間がかかるが、何とか帰宅後作業も含めて計半日程度で元の環境が復元出来ただろうと思う。Googleのバックアップからの復元で多くは助かっている。
ただ同じ機種名同士での移行なので、指す物が旧端末なのか新端末なのか十分に混乱した。

旧端末で、ATOKのフラワータッチが上手くいきにくい場合があるのは、新端末のほうではいくらか、改善されている様子ではあるが、あまり変わりはないので、そういう使用なのだろう。
何にしても、その不具合が起こらない対策がされた端末ということだけで、ようやく安心はできるようになった。

改めて顛末

XPERIA 1Ⅶの導入から交換までの顛末。
6月中旬に導入。ショップでの手続は、光回線の関係などもあって2時間近くを要し、さらにその光回線の導入の関係で翌日も又出向く必要もあった。
乗り換え前は5Ⅳで、このときは旧機種は好きな時期に返却したら良いだけなので、自宅で新端末のセットアップと乗り換え作業をゆっくり行うことが出来た。
Googleアカウントで自動的にほとんど復元されて、問題なく、スムーズに移行はできて、その後ショップに旧端末を返却。返却手続は15分ほどだったか。

ちょうどその後になって、7月5日頃に、度々報告されていたいわゆる文鎮化の問題をメーカー側も認めて販売中止になり、対策の公表を待てとのことで不安になる。その時点ではそういう問題は起こっていなかったが、そう言われてみれば細かな不具合と思えるような点もあるような気になった。
それからしばらくメーカー側からの追加の公表、対策の公表がなく、これはもう2、3ヶ月くらいは待たされるのかと思ったが、10日程度で交換対応となることが公表。製造番号の検索で、自分の新端末も交換対象の個体であることが判明した。

それから数日してSMSで、具体的な対応について、ショップへの案内が来たので、来店予約の上でまたショップへ。今回はその場で交換になって、即旧機種は初期化されて回収となるため、その場で乗り換え作業を行う必要があった。すぐにできるかと思ったが、Googleアカウントのログインで手順に戸惑った。新機種と旧機種が同じ型番であるので、その指示がどっちの何を指すのか混乱した。様々、1時間程度の作業をして、ケースはもちろん付け替えだがコーティングはやはり有償で再度新機種にしてもらい、2時間ほどかかって終了。
それでもアプリの設定は帰宅後再度となるので、アプリごとに再ログインやバックアップからの復元、再設定などの作業が続くが、同じ環境に戻るには何日もかかるという程でもなかった。
データはSDカードに保存してあったので、その復元はただカードを新機種側に入れるだけで、何の問題もなく完了。

コーティングに関しては、完全に硬化するまで多分1ヶ月くらいかかると思われるが、1日は水に濡らすなとこと、最初の数日は指紋が寧ろ付きやすい状態が続き、落ち着くとその効果が発揮され始めるようだ。
旧端末側では文字入力のATOKのフラワータッチの感度が難しく正しく文字入力が出来ない時があったが、新機種では解消されているような感がある。ただし、まだ現時点ではさほどよく試していない。
もちろん、その他機種そのものに起因する不都合な点は解消されない。指紋認証に触れてしまっただけで反応して震えるのが不快である点など。