初Realforceの購入理由

投稿者: | 2021-05-23

これまでも何度か同様のことを書いている気がするが、改めて整理する。
Realforceを初めて購入したのは10年以上前、現時点では12年ほど前のことになる。モデルは86Uで、テンキーレスのUS配列、変荷重のタイプである。
外付けのキーボードをノートPCで使えるということを知ってからしばらくは、一般的で安価なメンブレンのキーボードなどを使い試していたが、やがてメカニカルのキースイッチのものに興味を持ち、最初にFILCOの黒軸キーボードを入手したのが14、5年前だった。その後も各種、良いキーボードとして有名なものを買い集め、使用感の比較をしていくのであるが、静電容量無接点のスイッチのものとしてはHHKB Rro2で知ったので、あえて急いでRealforceを試すまでもないと思っていた。
それに加えて、US配列のテンキーレスも当初はなかった。それが発売された後も当時のRealforceには黒色モデルはなく、アイボリー配色のモデルになるので、PC周辺機器とマッチしないと思って選ばなかったのである。
購入に至ったのは、86Uの発売から約1年後だった。
配色はともかく、変荷重の打鍵感と本家の静電容量無接点がHHKBと違うのか同じなのかを知りたくなったというのが主な理由である。先行して使っていたメカニカルのキーボードは度々チャタリングが起きたりもしていて、より安心感のあるキーボードを使いたいと思うようになったのである。
静電容量無接点のスイッチのキーボードとしてはHHKBも使っていたが、配列が特殊であって不便な部分もあったので、標準的な配列のものとしてRealforceを使ってみることにした。
購入して使ってみたところ、打鍵感は最良ですぐに気に入ったのではあるが、黒軸・茶軸やHHKBなどもあって、そのRealforceばかりを常に使うようにしたというわけではない。それらキーボードと併用し、時に交換して使ってみたりしながらも、最終的にRealforceばかりを使うようになったのは、さらにしばらく経ってからで、その頃には2台目のRealforceも揃っていたように思う。