PCでは、キーボードはほぼ必須である。文字入力はもちろんだが、PCを操作するのに使用する。ブラウザなどを使うことも多く、GUIでマウスでの操作が多くなっているが、それでもキーボードがなければPCの一連の必要な操作を行うことはできない。
自分の場合、自宅においてはノートPC本体のキーボードを使うことはほとんどなく、外付けのキーボードばかりである。具体的にはRealforceかHHKBを使っている。それが最も快適だからである。
RealforceかHHKBか、どちらなのかということについては、どちらも最良である。一通りの機能についてはコンパクトではないキーボードでなければならない部分があるし、文章入力だけならHHKBのように60%キーボードで十分な部分もあるからである。打鍵感の善し悪しも、もちろん関係はある。
ただし、どちらも必要かというとそういうこともなく、一般的にはいずれかがあれば用が足りる。
2台のPCには、それぞれRealforceのテンキーレスと、独立したRealforceのテンキーが接続してあって、HHKBはBluetooth接続なので、持ち運んで切り替えてどちらのPCでもつかえるようにしている。
テンキーレスとテンキーを組み合わせるのはナンセンスと思われるかも知れないが、基本的にテンキーレスで間に合うものの、時にテンキーでの入力も必要とするのと、テンキーをキーボードの左側に配置したいからという理由もある。
和文入力の方式は、キーボードを習得してからずっとローマ字入力でやってきたが、15年ほど前からは、Dvorak配列をベースにした拡張行段系入力にしている。これが快適であって、ローマ字入力よりも効率が良い。もう既にローマ字入力よりこの独自の方式のほうが打鍵の速度も速い状態で、基本的にはもうローマ字入力へは戻れないと思っている。
Windowsであるうち、あるいは当面はこの方式で問題ないと思っているが、そういう入力方式のカスタマイズがサポートされないような環境になった時には大いに困ることになる。なので、仕方なくローマ字入力もなるべく忘れないようにはしている。