E-TTLストロボ調光実験

投稿者: | 2008-07-02

この辺りを参考に、カメラの設定とモードを色々変えて試してみた。ストロボはE-TTL調光で特に何も設定は弄らずに、暗めの室内で手前に置いた静物を撮ってみる。

一言で言うと、結果フルオートのグリーンマークのモードやPモードでは、主被写体が一応綺麗に写るようになっているが、Avモードでは、背景も測光して綺麗に写るようになる。Mモードはその応用だ。

いずれの場合も、主被写体は適正露光になるようストロボが調光してくれる。背景も綺麗に写し込みたい場合はAvモード。主被写体だけ綺麗に写ればいい場合はPモードが良いだろうか。

夜景ポートレートなどは、Avモードで背景(の夜景)を測光し、主被写体である人物をストロボで調光する。夜景を測光するから、当然にシャッタースピードは遅くなる。特に背景の夜景まで綺麗に写し込む場合は絞り込む事が必要だから、さらに遅くなる。つまり、こういう場合は三脚などでカメラを固定する事は必須である。

背景が暗くてもどうでも構わない場合は、Pモードでも良い。Pモードは失敗写真にならないように設定してくれるモードだから、とにかく主被写体がきちんと写ればそれでよいというときはコレだ。

P モードだと、シャッタースピードもある程度固定になってしまうので、背景は暗くてもどうでも良いが、被写体ブレを押さえたいときやその他特殊な効果を得たい時は、マニュアルモードで絞り値とシャッタースピードを調整する。この場合、どのような値の組み合わせにしても(多分極端に限界を超えない限り)、ストロボが主被写体を調光してくれるはず。

おそらくこの辺りの知識を参考に、撮影すれば良いのだろうと思う。デジカメの場合は、試し撮りも気楽に行えるので、撮影時間に余裕があればこの辺の設定値を色々変えてやってみる。