
OpenTTD 15 beta-2の環境で開始する。
前回と異なるのは、NewGRFを更新し、鉄道車両はJapanset3ではなくJP+のもののみとすることなどである。
それ以外は前回と同じ。
今回のマップの個別の開発方針(前回踏襲)
- 4096×4096の最大マップサイズとする。
- 列車と航空機の保有数は最大値の5000。船舶車両は3000。
- 初期借り入れ資金は2200万円初期値。
- 街の名はJP+で自動的に付けられた名前を漢字表記にする。関わらずに個別に好きな名を付けても良い。
- 産業輸送列車の名称は出発地駅名を付け「○○埠頭#001」。
- 新幹線や航空機などは「●●線旅客#000」等とし、産業輸送も判別しやすければこれでも良い。
- 石油油送船は一律「(油田名)油井丸」とする。
- 在来線の平均駅間距離は100、新幹線は200で、駅は何れも都市のみ。
- 新幹線の駅は在来線駅との併設を基本とする。
- 新幹線と在来線はマップ端部を一周できる環状線を構築してこれを基本とする。
- 駅のホーム・列車長は在来線と貨物路線6、新幹線8、信号間隔は前者8、新幹線は10とする。
- DualGuageの新在併用区間も適宜取り入れる。
- 在来線はAC/DCを区別した路線を構築するが、切替駅や産業路線は交直併用でもよいものとする。
- 航空機は航続距離撤廃NewGRFを使い、空港間距離の制約を考慮しない。
- 航空路線は端部環状のほか、中央部を経由して東西南北などの路線とする。
- 端部や中央部の都市は大陸間空港を持つことができる。
- 在来線と新幹線はマップ外苑部環状線構築を当初の目標とする。
テスト環境の構築
前々回、車両を購入して運行を開始してから不具合が出て列車がほとんど動けなくなる場合があったので、今回もそれを事前に検証してから本番環境に導入する。このようなテストができるよう、予め小さなサイズのマップ、2050年の資金無限環境をテスト環境として用意しておき、車両の導入やその他のテストを行うようにする。
1920年(開始年)
初期人口約748万3千人。2200万円。
一番人口の多い都市に本社ビル(小屋)を建設して開始。
まずは石炭輸送で10億円を目指す。
というつもりで一番産炭量の多い炭鉱、これが奇しくも旅客列車の拠点とする予定の南端部にあったのだが、この炭鉱から発電所は比較的距離があり、線路もまだ性能や財力に見合わない130km/hの産業線路を選んだため、資金を6600万円まで借り入れても列車2本体勢で一時期赤字になってしまった。線路のグレードアップや完全複線化は後からで良いので最初はその半額程度の建設費で済む100km/h規格のもので当面建設・事業化を進める。
1931年
人口757万2千人。7億5400万円。
炭鉱からの石炭ルートを開発しているが、まだ思ったほどの資産増加率ではない。
借入金の返済もまだしていない。利息は2%なので、まあそのくらいはもう少し後でもいいか。それを差し引くと、前回マップと同じくらいの利益の伸びである。
1939年
人口766万2千人。30億1300万円。
石炭輸送の拡大を続け、資金は順調に増えつつある。首都から近隣の都市まで電車線を敷設して4両編成の列車を運行開始。
1951年
人口775万9千人。96億円。
引き続き炭鉱輸送を拡大中。1950年を過ぎると道路に中央線が引かれた近代的なものになるほか、電気による信号が使える。実際には1950年以前にも選択出来て使えるのであるが。
1957年
人口782万5千人。157億5700万円。
炭鉱輸送拡大中で旅客運送はまだ手がけていない。あと3年程度で海上油田が登場するが、それまでに最低目標額である10億円はとうに突破し、前回よりも少し多い額の資金が蓄えられている。
海上油田を整備しながらでも十分に収益は伸びるので、貯まった資金の運用でだいたい何でも整備出来るような状況になっている。
1960年
人口785万9千人。186億9300万円。
いよいよこれから海上油田の開発が始まるが、出現数が安定してきてから着手することにしたい。それまでは数年かかるか。1月の時点で既に20程度の油田が出現して来つつある。
石炭輸送の貨車を、再びホッパー車に変更した。1両への搭載量が1.5倍となり、遊休の列車も何本か生じたので、その整理をしている。一段落したらようやく海上油田の開拓も落ち着いてくるのではないか。また、その頃になれば輸送に適した貨車車両も出現するのではないか。
線路は産業路線基盤だと交直両用で高価だということに気付く。直流電化で十分なのではないか。
1972年
人口812万6千人。350億9700万円。
石油輸送事業に着手。産油量の多い油田がある海域から順に。
1991年
人口867万6千人。981億6700万円。
石油輸送事業を拡大中。
今回はJP+の車両のみで挑んでいるが、石炭輸送は110km/hが実現出来るのか。今は全てD51から更新してDD51で95km/h運行。線路は100km/hが最大だが、来年にはDF200が登場するので、機関車としては110km/h運行が可能。石炭輸送の貨車は100km/hが最大のようであるが、この先110km/h運行可能な車両が登場するんだったか不明。
と思って2050年環境で構築していたテスト用データで検証をしてみたら、やはり石炭貨車としては100km/h運行のホキ10000が最終。だが車掌車ヨ38000を併結することで110km/hの運行が可能になる。列車長も丁度良い感じになるので、1992年にDF200の試作機が登場したらこれによる運行とし、これに伴って線路のグレードアップも行うことを予定する。