HHKBをWindows VistaのノートPCの外付けとして2年ほど使っている。別のPCはしばらく本体キーボードを使っていたが、そちらでも少し打鍵感の良いキーボードを使いたいと思ってHHKBを取り付けた。
外付けなので取り外せば元の側のPCと共用もできるが、配置場所の違いや使用頻度の違いなどでそうする事も手間がかかるため、元のPCのほうの為としてFILCO茶軸のテンキーレスキーボードを購入した。
かつて黒軸キーボードを使っていたときもあって、その打鍵感も非常に良いものであったが、茶軸のキーボードも極めて快適に入力ができる。
しばらくHHKBの打鍵に馴染んできていたせいで、茶軸の打鍵は最初数日は随分軽く頼りなくも感じたものだ。
しかししばらく使い続けていると、この軽さが適度で絶妙で、もしかしたら自分にはこちらの打鍵の感じの方が合っているのではないかと思うほどなのだ。
この茶軸でしばらく打鍵をした後で、別室のPCのHHKBを使うと、しばらく打鍵が酷く重く感じて、ミスタイプを発生させてしまう。だからといって、HHKBの打鍵感がやはり悪かった、というのでもない。あれはアレで良いのだ。
今はひとまず、FILCOの茶軸の方の打鍵感が気に入ってきているので、長文などを書こうとした場合にはそれが接続されているPCのほうで作業を行いたくなるのである。
そんなことを言いつつ、比較のために別室PCに環境を移し、「こうして」HHKBでも打鍵してみる。やはり無論、これも常に使っているキーボードであるので、打鍵感はやはり悪いということはない。
BSキーの位置など、配列が少し違うために、少しミスタイプもする。改めて比較すると、HHKBは打鍵音も静かで、しっとりとした感じとでもいうべきか。
いずれも、良いキーボードには違いない。