Microsoft Train Simulatorは、Microsoftから2001年に発売された鉄道シミュレータで、自分も当初はXPのマシンでよく遊んでいた。市販のアドオンソフトもあったし、海外のユーザが作った路線・車両データを追加して海外の路線でもよく遊んだ。
Windows Vistaでは使わなかったが、2011年に方法を調べてWin7機にインストールして再び遊んだ。
http://aptpriority223.sblo.jp/article/102723268.html
以来5、6年、しばらく起動すらしなかったが、たまに遊んでみたくなり、まだそのWin7機を使っているので、それで遊んでみている。
Win8.1や10にインストールする方法もあるらしいのだが、まだそっちの新しい環境には移していない。
TrainSim.comという海外のサイトには、そういう鉄道シミュレータ用にユーザが作成して配布しているデータがたくさん置かれている。Routeと呼ばれる路線データや、各種の車両データ、修正パッチや運転席パネル、運行アクティビティと呼ばれる進行シナリオなど。他のシミュレータ用のものもあるが、MSTS用のものであればそれを所定の方法により追加してMSTSの中で自由に遊ぶことができる。
自分はそういうものも探して、MSTSに加えている。米国ウエスト・バージニア州辺りの路線であるPocahontas Districtなどが内容が充実しており面白いので最初からMSTSに含まれている路線よりもこれで遊ぶことが多い。
Pocahontas Districtは、河川や炭鉱沿線の長大な貨物列車の路線で、駅はほとんどない。操車場や炭鉱への引き込み線などが数多く再現されている。Williamsonという所からBluefieldという所まで、本線のみ制限速度で走行しても3時間50分程度もかかるくらいの分量であるが、更にこれと同じくらいの支線も収録されていて、自由走行でどこでも走行することができる。Pocahontasに接続してEastRiverやClinchValleyといった他のルートなどもあり、これを組み合わせると相当の路線を走行させて遊ぶことができる。
どこかで見つけたルート図をファイルしておいて、それを見ながらポイントを切り替え走行させるのが面白いし、また別に探してきた車両データで米国のディーゼル機関車と貨車を任意に組み合わせて編成を作成するなども可能で、これらがあればかなり遊べるのである。車両のデータも、初期値では弱すぎる連結器の強度を設定ファイルを書き換えて増加させたりするなども可能だ。
ただし、XPの頃から動作はそれなりに不安定なところもある。グラフィックボードなどとの関係や相性もあるようで、特に運行アクティビティのエディタなどのツールは突然落ちるようなこともあったり、思うような表示をしてくれなかったりもする。他にはゲーム類はほぼ一切しないのでわからないが、CPUのリソースも結構必要で、ゲームはそんなものなのかもしれないとも思う。