黒色とアイボリー

投稿者: | 2020-04-05

Windows用のRealforceキーボードには黒色とアイボリーの二つの配色がある。アイボリーとはつまり、白色とグレーのキーから成る、80年代からの伝統ある事務用キーボード配色であって、黒色は今主流の黒系色のモデルである。同じモデルなら配色の違いはあっても性能差は無い。
自分はこの二つの配色のRealforceをそれぞれ所有していて、2台のPCそれぞれで使用しているので、このところそれを交換して使っていた。アイボリーの1台はTLSの静音機能付き変荷重、もう1台の黒色はTLSAで全45gのタイプ。いずれもUS配列テンキーレスである。
打鍵の性能差はないが、荷重の違いでの感じ方の違いは大きい。45gキーがベースになっているのであるが、それでも全45gのほうはしっかりとした打鍵感があるし、変荷重の方は柔らかい感じがある。どちらも打鍵は快適で気に入っている。
黒色Realfroceは昇華印刷だと刻印文字も黒色なので視認しづらい。キーの配列はブラインドタッチができるので基本的には問題ないのであるが、それはホームポジションを基準にしたときの話であって、ただポンと特定のキーを打鍵する必要がある場合などには、キーを探すのに少し戸惑う。ブラインドタッチもアルファベット程度なので、数字や記号については不安もある。明るい部屋なら黒文字刻印も確認しやすいが、さほど明るい部屋でもないため、アイボリーのほうの視認性には及ばない。
一方のアイボリーの方は、昇華印刷の黒色文字がはっきりと確認できるので、そういう点については問題がない。アイボリーは年数が経つと褪色して黄色っぽい色になるのではないか、あるいは汚れが目立つのではないかということが危惧されるが、前モデルの別のアイボリー配色も10年使っていてさほど目立つ褪色もなかったので、おそらく気にするほどではないのかも知れない。Realforceは、他のモデルではあまりないアイボリー配色があるので、それのほうが良いのかもしれないが、モニターやスピーカ、PC本体など黒色系の機器が多い中とのバランスを考えると、黒色が捨てがたいという気がしている。