一般的な日本語キーボードであれば、変換とか全角/半角キー(+Alt)が、IMEの起動キー、つまり、日本語入力と半角文字入力とのトグルとして働く訳だが、英語キーボードには、それらのキーがそもそも無い。日本語文字表記の刻印キーがないからこそ英語キーボードである。もっとも、最近はローマ字入力をメインにする人や、デザイン上の観点からかな表記無し日本語キーボードもある。
それにしても、変換キーが無い場合、どうやってIMEのトグル操作を行うか。これは、「Alt + `」に割り当てられている。「`」は普通の英語キーボードでは、数字の1の左、Tabキーの直上にある。
一つのキーだけでトグルが行えないのは確かに不便ではある。半角文字入力との切り替えの頻度にもよるが、まあ我慢は出来る範囲。ATOKもMS-IMEもこのキー割り当ては任意の者に変更は出来ると思われるので、自分で任意のキーに割り当てるのが良い。
自分の場合は、その標準の割り当てに加えて、Shift + Escにも割り当てている。これは、HHKB Pro2を使うからである。HHKBでは、1の左はEscになっていて、「`」は反対側、キーボード右上の位置にある。その配置で覚えても良かったが、左手で切り替える方が感覚的に何となく好みなので、そうした。
いや、日本語キーボードの場合はトグル操作は右手親指で変換キーで行う事がほとんどで、全角/半角キーはあまり使った事がなかったのではあるが……。