JIS配列キーボードの【無変換】キーに割り当てられている英字固定入力への切替は、文章中に英単語を入力するときなどに便利かと考え、一時的にUS配列で【Ctrl】+【Shift】+【Enter】に割り当ててみたのだが、結局その割当は不要という結論に至る。
これまで、英単語入力が必要になったときは、【Shift】と【A】~【Z】何れかのアルファベットキーを押下することで英語入力モードに切り替えられるのでその方法で使っていた。入力モードの切替をして単語を入力後、再び和文入力を行う時に、そのまま打鍵して入力される場合もあれば引き続き英字入力がされてしまうこともあって、単語入力後は一々【Enter】キーで確定操作をしていたが、固定入力とその切替を用いれば切替終了の操作ができるので、再び和文入力の時に便利だろうと思ったのである。
しかし、英語入力モードの場合も、再び【Shift】キーを押下することでこのモードが解除されると知り、あえて固定入力にキーを割り当てて使うほどのこともないということになった。
英語モードでは、大文字で書き始めるときには良いが、小文字の単語を入力するときには不便で、そういうときはIMEをオフにするか、別の方法で固定入力に切り替えれば良いのである。【Ctrl】+【F9】キーで入力モード切替のダイアログが出るので、これとそのアクセスキーを活用することで比較的簡単に切り替えることができる。
例えば、英字半角固定ならアクセスキーが【S】なので、テキストエディタの2ストロークキー操作のように【Ctrl】+【F9】,【S】を打鍵することにより切り替えられる。元に戻すためには、ひらがな入力が【H】なので【Ctrl】+【F9】,【H】で元に戻せる。
HHKBのようなコンパクトキー配列でファンクションキーが独立していない場合は操作が面倒になるが、一般的なキーボードではこの方法で十分である。