キーボードを覚えた頃

投稿者: | 2007-01-07

もうだいぶ前になるが、初めて触れたワープロ専用機のキーボードでは、かな入力というのをやってみた。これは、キーボードに刻印されているかなのとおりに入力する方式で、入力方法に関する説明書きを見ることなく、だいたい感覚的に日本語入力ができるから、それぞれのかなを探すのが大変であっても、まずこの方法で日本語の入力をしてみるのが普通なのだろう。

そうしているうちに操作説明書を読み進めると、ローマ字入力というのができるらしいということを知る。これだと、覚えるキーがアルファベットだけだし、そのままの状態で数字も入力できるということで、以降、この入力方式で覚えることにした。当時から、日本語をローマ字綴りにすることについては、以前小学校で習ったのを覚えていて、特に抵抗なくできていたのも幸いした。

しかしながら、当時のワープロ専用機では、標準的な入力方式はかな入力で、説明書きもまずかな入力の方式でひととおり説明があり、ローマ字入力もできますよという感じだったのだ。パソコンの分野では、当時から初心者向けにもローマ字入力のほうが基本として扱われていたのと違っている。
図書館での住民用検索端末操作や、その当時の会社の業務用端末の入力方式も日本語はかな入力が基本であって、まずマニュアルでそれの切り換えをどうするのかということを調べなければならなかった。

今はPCのIMEも基本はローマ字入力側だから、ローマ字入力派の自分にとってはその部分のデフォルトを変更しなくて良いので、便利だなと思うのである。