AOUR配列の促音+カ行拡張について

投稿者: | 2011-11-06

ACTなど他の配列をヒントに自分で考案して使っているAOUR配列であるが、このたび「促音+カ行拡張」なるものを追加した。
これは、先に追加している「促音+タ行拡張」のカ行版で、つまりは促音の「っ」に続けてカ行のそれぞれの音が来る綴りの入力をより便利にする物である。「っか」「っき」「っく」「っけ」「っこ」の五つがそれで、たとえば「結果」「突起」「タック」などの時に含まれる音である。

促音+タ行拡張は「った」「って」などの五つであるが、これを使っている打ちに、意外に促音の後にカ行音が来ることも少なくないと思ったのである。思っただけではなく、タ行拡張のキーが通常単音で促音を入力するのと違った配列でもあるために、頻度高く間違ってしまう。ならば同様にカ行の拡張も行ってしまえば良いのではないかと最近考えていたところ。

問題は、どのキーに配置するか。
かきくけこ、五つの音にするためには、母音との並びの整合性が必要であるから、母音の下の段の「ZXCVB」を宛てるのが適当だろうと思った。このうち「Z」は単体でも促音に割り当てているから、ATOKの割当の制約で不可能かも知れないと思ったら、引っかからずに登録することができた。配列のカスタマイズ定義数の上限にもまだ僅かに余裕もあるようだった。

ATOKで追加できるなら、Google日本語入力やDvorakJの定義ファイルも容易である。
こうして、促音+カ行拡張ができたのだ。
しかしながら、下段であるために、心地よく打鍵が出来るようになるまではもう少しの慣れは必要。

かくいう自分も、自ら全ての拡張配列をマスター出来ているわけではないのである。
配列一覧を手元において、特に特殊な配列や拡張の配列に関しては時々その表を見ながら打鍵したりするくらいだ。

ちなみに、促音+タ行拡張は、 gACT10においては「やって良かった打ち」として定義されている。促音+カ行拡張は、現時点で他の配列では見かけない。(多分)

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