9800番の3Bの話に関連し、鉛筆は長持ちするものだと実感した話。
探せばまだあるもので、家には多分50年近く前からあったと思われるものもあった。時間の経過と共に塗装の一部や刻印も判別できなくなり、製品名などはわからなくなっている。芯の先も随分丸くなっている。
ずっと電話の横のペン立てに入っている物で、せいぜい電話のメモくらいにしか使われていないので、何年経ってもほとんど減らない。その場所以外では使われないので、だいたいペン立てに戻り、なくなることもなかったようだ。
鉛筆は、そもそもボールペンのようにインクが出なくなって書けなくなるようなことはない。何十年経っても何事もなかったかのように使える。無理に力を加えたりしなければ折れたりして破損することもない。使う場面が少なければ芯を削る事もあまりなく、減ることもないので、長期間そのままの状態でずっと保管されていることになる。
自分の場合も、色々試しで何本もの鉛筆を削り出し使える状態にしているが、他の筆記具を使うことの方が多く、全て使い切ることは無いのだろうと思う。