入力テキストの覗き見防止

投稿者: | 2014-09-05

パソコンで作業をしている際に他人が後ろを通ることがあると、自分が何をしているか、とりわけ何を書いているかと覗き込まれているんじゃないだろうかと不安に思うことがある。普通に仕事をしている場合でも、それが他人、特に第三者に見られると不都合が生じる場合というのはあり得る。
デスク周りの環境や配置にもよるのだろうが、様々な事情でそういう配置が難しい場合もあって、つまりはそういう第三者に覗き込まれる可能性を持ちつつ作業をしなければならない状況もあると思う。
そういう際は露骨に画面を切り替えたりすると逆に怪しく注目されることにもなりかねないから、慌ててそういう操作をするのも憚られる。
何か良い方法は無いかと常に考えていたところ、ワープロソフトの「網掛け」が意外にも使えるのである。
書いている文字に網掛け修飾をしてマスキングする。網掛けの種類により見えやすい見えにくいがあるが、要するにケシポンなど個人情報保護の為のスタンプのような効果で、その網掛けに重なった文字がぱっと見ではかなり読みにくくなる。なので、後ろを通りかかった人も瞬時に特定の単語や文章を読み取ることがかなり困難になるというもの。
最初の文字に網掛けを設定したら、あとはたいてい前文字の修飾を引き継ぐので、普通にテキスト入力をしていけば良いだけなのだ。
無論、自分でもその部分は読みにくくなるが、自分で書いたテキストなので、何を書いたかはだいたい分かるからその時点では問題ない。
だがあまり長文になってしまうと、画面いっぱいに網掛けの文字列が出現していて、これもまた却って怪しいという難点はある。