長文入力もさほど苦にならないというのはやはり、打鍵がスムーズにできるからに他ならない。特にブラインドタッチを覚えたのが一つ大きい転換点だし、AOUR配列を習得して自分に合わせた入力方式に出来ているというところもかなり大きい。
ローマ字入力よりは手指の負担が少ないことは明らかだと思っているし、実際さほどそこは変わらない事なのだとしても自分でそう思っているから疲れもそんなに感じない。
仕事で長文入力をする必要がある場合もあるが、それも自分はそれなりに早いほうだ。資格を持っているわけでも無いので職業的に速いというレベルではないが、それでも実用上としてはそれなりに速い部類だろうとは思っている。
当初ブラインドタッチで入力している人をみて何か裏があるのだろうと思っていたが、自分で出来るようになってからは、こういうものかと思うようになる。
ただし、そういう場合の入力だと、このように文章が冗長化したりきちんとしたものになっていないことも多いから、後でもし誰かが読むのだとしたら大変面倒な事になってはいるのだろうとも思う。
キーボードの盤面を見ないで入力するというのは当初からの理想ではあった。何度か書いたかもしれないが、最初は入力しながらよそ見をして、テレビを見ながら打鍵して入力することが出来無いかと考えたのである。実際、それは出来るようになったのであるが、それでも盤面は見なくて良いとしても入力された文字列の結果をモニターで確認して変換作業を進めなければならないので、結局テレビを見ながら文字入力というのはそれなりに限界があったということにも気付いた。
AOUR配列は、打鍵速度の向上を無論狙ったものでもあるし、まあ率直に言うと人とは違う入力方式にしてみたかったというところもある。
キーボードをリアルフォースなどにしてみたりしているのも、打鍵がスムーズかつしっかりとしたものになる手助けにもなっている。いや、この辺は自己満足の部分も大きいわけだが。