キーボードの配列は、JIS配列やUS-ASCII配列などの違ひはあるが、基本的にキーの數や配列そのものに違ひはない。だがテンキーの場合はそれが定まつてゐる訳ではないやうで、幾つかのタイプがある。
一般的であるのは、キー數が19で5段の配列のものであるが、00キーの有無などで17キーなどのタイプもある。もう一つはそれに機能キー4つが追加された6段の配列のものだ。
自分が使つてゐるのは後者の6段タイプでTabキーや=キーなどが最上段に追加されてゐる。
5段タイプと6段タイプでは、基本となる數字の配置は同じだが、さういふ機能キーの位値は異なる。単に6段目が追加されてゐるというだけではないので、この二つのタイプのテンキーを使はうとすると、混亂する。5段タイプのもののはうが感覚的にわかりやすい氣がするし、種類も多い。6段タイプは、高価なテンキーに多いが種類は少ない。しかし、もう慣れるしかない。
さらにはもつと特殊な配列のテンキーなどもあって、きちんとこれといふ配列の規格のやうなものが決まつてゐない。何とか規格を統一して欲しいものである。