キーボードのRealforceは新旧4台を所有している。独立テンキーの23Uを含めると5台になる。テンキー以外のはいずれもUS配列のテンキーレスで、旧型が86UとUB、R2がPFU L.E.と静音タイプで、それぞれ黒色とアイボリーがある。自宅で使用するPCは2台で、それに適宜接続して使い分けている。押下圧はPFUのが全45gで、他は変荷重である。今はR2の2台を使っている。
メインのPCで使っているPFU L.E(TLSA)と、サブPCで使っている静音機、TLSをしばらく交換してみることにした。メインPCを使って打鍵する率が違うので、TLSのほうも接続して使って、PC毎に(配置の場所や打鍵姿勢が違うので)その感触の違いがあるのだろうかということを検証してみるためである。
今こうして交換して使い始めてみたが、キーボードそのもの性質差は使うPCを交換しても同じであって、これは配置場所や使うPC、設置環境による違いということではなさそうだ。つまり、キーボードの押下圧の感触の違いはどういう環境で使ってもそれを違った形で感じ取るようなことはなさそうなのである。
配色による感覚の違いは少しある。黒いキーボードは刻印も見えづらく、それによる手探りが少しあるのが内心気になってしまう。ブラインドタッチは出来るとしても、ホームポジションに一旦指を配置しなければそれができないので、記号入力とか、単一のキーを打鍵する際などに少し戸惑うのである。
アイボリー配色のキーボードのほうにおいては、そういうことはない。必要に応じて打鍵位置を確認できる。黒配色のキーボードのほうでも確認できないということはないのであるが、アイボリー配色のものと比較すると格段に視認性は良くない。