数々の機器には機器の動作を制御するソフトウエア部分がファームウエアとして搭載されていて、それを更新することにより不具合が修正されたり新機能が追加されたりする。
なので自分も、所有している機器類にそういうアップデートが来ていないかを時々チェックして、更新があればだいたいすぐにアップデート作業を行う。
ソフトウエアの更新と似たようなものだ。
これまで、たいていファームウエアのアップデートは製品のサポートサイトからダウンロードしてきて、それを特定の操作によって機器に読み込ませて更新させる。
だが最近は、Windows Updateのようにネットから直接ダウンロードしてきて自動的に更新を行うようになっているものが普通になってきた。
アップデートのデータファイルをダウンロードしてきてから作業する利点があるかというと、ネット環境が仮に不安定だったとしても作業が行えるということに尽きるのかも知れないのであるが、おそらくそういう理由から自分はなるべくダウンロードしてそのファイルから更新作業を行いたいと思う。多分それは古い考えなのだろう。
Atermのルータも、最近の製品はオンラインでのバージョンアップにしか対応していないようで、更新ファイルをダウンロードしてきてローカルで作業をするというようなことができないようになっている。
実際それで問題はないし、そういう機器も少なくないのでそれでやってきているのであるが、やはりローカルでの作業の方が安心感があるというものである。