電子マネー

投稿者: | 2021-02-23

本来キャッシュレスを目的として使う電子マネーなのに、プリペイド型だとそのチャージのためにやはり現金が必要になったりして、少額ずつのチャージだと現金を用意する回数も増えて、それならば現金決済で良いのではないかということになる。
これがクレジットカードからの自動チャージなどになっていると、そういう心配も要らないし、あるいはポストペイ型の電子マネーだとそもそもチャージという概念がない。
自動チャージ、オートチャージは、たいてい自分で定めた金額以下になると、一定額を自動的にチャージしてくれる機能であって、一部の電子マネーにはそういう機能がある。
便利なのだが、仕組みをよく知って金額を設定しないと、チャージされる金額が決まっているために残額で決済しきれずに、結局現金払いと併用しなければならなくなることも想定される。電子マネーで支払うのは何円程度、あるいは何円以下の場合と定めて、常にその金額以上が自動チャージされるように設定しておく必要があるが、それをどう計算するかが、意外に難しい。
ところで、クレジットカード一体型でポストペイ型の電子マネーは、実際クレジットカードと同時に請求される形になるので、クレジットカードを使える場面においての利点がよくわからない。しかしながら、決済に暗証番号や署名などが不要であるなどそれに要するスピードが異なるという利点はあるようだ。クレジットカードの利用履歴に残り、ポイントも同様に付く点は優劣がないとして、電子マネー分はショッピング補償の対象となるのかどうかはよく調べていない。とはいえ、あえてクレジットカードを使うまでもないと思えるような少額決済に活用したりするのは良いのではないかと思う。ただ最近はコンビニでもクレジットカードが使えて、その場合ポイント率が高かったりする場合もあるので、そこはどれが一番利点が多いのかという考えが分かれるところかも知れない。