RAWで撮って現像する

投稿者: | 2007-06-20

デジカメで撮影された画像は常にJPEGになるもので、一眼レフタイプのモノでもTIFF形式あたりができるかどうかというところだろうと、実は最近まで思っていた。
カメラにより形式は違うと言うことだが、RAWという、撮影時の生データを記録するというモードが、デジタル一眼レフではサポートされている。

RAWデータは、フィルムカメラのネガにたとえられ、データを画像処理する事を「現像」と呼ぶ。現像のためには、メーカー純正か、サードパーティー製の現像ソフトを用いる。
何だかこう聞いただけでも、プロっぽい。
そしてそのような作業は、まさにフィルムカメラを使っていた時代から、自分でやってみたかったことなのである。

無論、これまでもコンデジの撮影画像のJPEGを加工することで同様の事は不可能ではなかったが、そもそもJPEGは圧縮された完成データ、これもたとえて言うならデジタル的にプリントされた状態なので、それに手を加えると画質は劣化する。
RAWは、あくまでネガ同様の生データなので、元の状態に戻せるし、原則的に劣化もしないのだそうだ。

そこで、RAWでの撮影もまた色々試して楽しんでみているが、1枚あたりのデータ量が約10MBにもなる。2GBの記録メディア(コンパクトフラッシュ)を用いても、200枚程度。いや、それよりそうして撮影したデータをPCのHDDにコピーしただけでは、これまたすぐにいっぱいになってしまうのではないか……。