キーボード雑感のようなものは毎日のように思い付くので適当に書いてるのかも知れないが、それも面白いとは思える。
Realforceには、30gという押下圧の選択肢がある。これは相当軽い部類の押下圧で、他にそんなに軽く打鍵できる性能のキーボードはない。しかしこれも一部かなり人気のキーボードとなっていて、特に大量に打鍵する人などに好まれている。自分も何度かは店頭で触ってみたことがあるが、自分で所有はしていないので、本当の使い心地はわからないものの、とにかく全体が柔らかくて相当になれないとミスタイプが頻発しそうで、中々使いこなすのが難しそうなものだと思っている。おそらく、やはり押下圧30gは自分には軽すぎてうまく使えないのではないかと思う。
ただし、Realforceの変荷重モデルは、小指のキーが押下圧30gとなっているので、ごく一部ではあるがその30gの押下圧を体験することはできる。
それによれば、もちろん使えないということはないのであるが、これが全体に亘ってこの押下圧だとすると、様々な難しい面はあると思っている。
自分に都合が良いのは、確かにこの変荷重のモデルも一つであるが、全45gのモデルもまた合っていると思う。
HHKBも45gの押下圧と言われているが、体感的にはRealforceの45gモデルと比較してももう少し柔らかい感じがするので、少し低めに作られているのかも知れない。
そういう、45gよりも柔らかい打鍵感も良いとすると、30gの押下圧でも使えるのではないかという憶測も成り立ってくるのであるが、もう後は実際現物を触ってみないとわからないものだというところである。
そんな柔らかい・軽い押下圧にしなければならないほど長文を書くわけでもない。
様々なキーボードで打鍵してみると、どのキーボードでも結局入力は出来るのだけれど、本当に自分が快適に思えるキーボードとはどんな物なのか、よくわからなくなってくることもある。もちろんRealforceなどの高級なキーボードの打鍵感が最良であるには違いないが、ノートPCのパンタグラフでの打鍵感も、正直そんなに悪くないし、安っぽいメンブレンのキーボードでも入力それ自体は問題が無い。
しかし結局のところ、キーピッチがきちんと確保されていて、ある程度ストローク(押し込み)があっても打鍵感が柔らかいキーボードが一番疲れないというように思えるようになる。その意味では、自分が使っている中では変荷重のRealforceだとか、打鍵感が柔らかいHHKBだとかが一番なのだろうと思える。
そうは言っても、それでもやはり等荷重45gのRealforceもまた快適であったり、ThinkPadのノートPC本体のキーボードでも十分に快適であったりする。
本当に、一体どれが一番なのかということは結局わからないのである。
2穴パンチのファイリング
自宅では、これまでプリンタで出力した書類などの整理には、ほとんどクリアファイルを使っていた。書類がそのまま保存できるからである。綺麗に保存できるのは良いのだが、クリアファイルに挿入するにはそれなりの手間が掛かるので、きちんと出力したものとか余程重要で綺麗に保存しなければならないもの以外は、そこまで時間を掛けることに意味を見出せないでいる。
最近では、書類をフォルダーにただ差し込んでおいて、そのうちどうにか整理しようと思っている、そういう具合である。
書類に2穴パンチで穿孔するということになると、その先どう整理するかということを考えると、チューブファイルのようなもの、フラットファイル、或いは器具で綴じ込むなどの幾つかの方法が考えられる。意味も無くパンチするわけでもない。
リングファイルという選択もあるが、リングファイルは収納したときに書類がきちんと揃わずに雑になる気がするので、あまり自分としては使わない方法である。
過去に、このようなブログ原稿の校正をしたりするのにプリンタから出力した用紙がそれなりに溜まっていたので、それをテストとして整理してみることにして、CARLのアリシア穿孔機、2穴パンチャーで穿孔してみた。
アリシアは、軽い力で穿孔できるというのが特徴である。同じ要件で他のパンチャーと比較していないのでなんとも言えないが、10枚も超えると指の力だけで簡単に穿孔できるというほど軽くはない。やはり掌の力は必要である。紙面に刃が触れてから、一気に押し込むという感じなので、それなりに大きな音もするという印象である。
また、同じ枚数なら、LP-16よりLP-20のほうが力が少なくて済む。これは、やはりそういうものだろう。
いずれにしても、余程きちんと何か研究だとかの取組をしていない限りは、自宅での書類整理なんてすることが限られているという感じである。
他人PC
テレビ番組などで、研究者の研究室などの映像で、その人が使っているPCが映り込むことがあるが、どんなキーボードを使っているかなど、よく気になることがある。希にRealforceなどを使っている人が出たりすると、何だか嬉しくなる。
そういう画像を検索して色々、見つけることができないかと考えてみると、まずは大学の先生の研究室などが、よく写真がありそうで見つけやすいのではないかと考えた。
検索語で、「研究室 パソコン」などにしてしまうと、パソコンが注目されてしまうので、割と高価な、あるいは珍しい環境のものがヒットしがちである。これを「研究室 デスク」「教授 デスク」などにすると、比較的席に着いている教授などの写真が探せて、そこに映り込んでいるパソコンやキーボードがどんなものか見ることができたりする。
「自宅 デスク」「自宅 パソコン」などを検索してしまうと、これもパソコンに注目される確率が高くなるので、高価なパソコンやお洒落なデスク周り、珍しいキーボード環境の写真などがヒットしやすいと思われる。
Realforceを探すのが目的というわけでもないのだが、そうやって平均的に探してみたらどのくらいの割合でどういうキーボードが使われているのかということを知るのに良いのではないか。
本体環境
普段はノートPCにRealforceやHHKBを接続してそういうキーボードを使っているが、たまに本体キーボードを使ってみたいとも思うことがある。これはもちろん、これまでも何度も試している。
ノートPC本体のキーボードだって、もちろん打鍵感はそんなに悪くはないと思うのであるが、あまり使っていない実情である。それの何が悪いという訳でもないのだが、そういうことなのである。何年もそういう使い方をしているので、バッテリーで駆動することがほとんど無いという事情もあり、たまにはバッテリーで駆動してみるという目的もあるかも知れない。
実際、キーボードを本体キーボードに変更する際には、CtrlキーをAの横にしたいので、レジストリを変更してリブートしてやったりするような手間も必要とするが、その辺は大きな作業負担ではない。
それよりも、接続しているモニターやその他の機器を本体から取り外す作業が大変である。もちろんそれは、元に戻したときにも接続作業が必要になるのも当然である。
ドックに載せているほうは、ただドックから下ろすだけで良いので助かるが、そうでなくて直接色々を接続しているほうのPCについては、とにかく、そういう作業が必要になるのである。
さて、そういうキーボード、ThinkPadの打鍵感は、もちろんわりとしっかりとしているのであるが、改めてその違いを感じてみると、やや打鍵感は固いような感じもしてきた。それが丁度良いという感じもわからなくはないが、やはりRealforceやHHKBのちゃんとしたキーボードのほうが良いに決まっている。
会社はノートPCで、ノートPCの画面を見ながらやっているのでこのラップトップの作業スタイルはもう当然になってさほど珍しいものという訳でもないのだが、ただこの14インチの大きさのディスプレイについても、少々慣れないという部分はある。
もう一台のPCのほうも同様に、試してみるのである。
ThinPadキーボードの打鍵感は、パカパカ、ポコポコ、というような打鍵感。正に、メンブレンのゴムを押し込んでいるような感じ。それはもちろんRealforceやHHKBでも押し込む機構は同様なのだが、メンブレンだと底打ちをしないと入力されないので、比較的しっかりと押し込む必要があるということが違いがあると思うのである。
ただし作業への集中度は、この本体キーボードをそのまま使って、本体モニターを表示させる場合のスタイルの方が高いかもしれない。手元と画面が近い、とかそういう理由だろうか。文章書きなども、集中して作業をするなら、このスタイルが悪くないとも思える。
ああ、こっちのPCの本体側モニターの解像度はFHDではなかったかと、たまに使ってみるので、それで思い出す。これが意外にも厄介で、またFHDのモニターを接続したときにアプリケーションのウィンドウの大きさが変わっていたりするからである。
集中度については同じ。キーボードの打鍵感も同じだが、解像度が異なるとだいぶ感覚も異なってくるのである。
こういうのを雑記というのか、単なる落書きというのか、もう一台のほうのPCよりは何故か、快適さを感じにくいような気もする。それは解像度の違いなのであろうか……。おそらく、30分程度で元に戻すような気もしている。
PCはSSDなので、HDDのようにアクセス時に読み書き音は普通しないはずなのだが、それでも何らかの駆動音が小さくジージーと出ている状況ではある。これは読み書き動作の際に出る音で、SSDに何らか電気的負荷がかかっているような音なのだろうかと思うところである。
この環境は集中できているのかどうかわからない。やはりRealforceの環境に戻した方が自分としては安心できるのである。
元に戻してRealforceにした。やはりこのほうが安心ではあるが、しかし戻してすぐはやはり、この感覚の違いに少し戸惑うのである。
こっちのFHDの環境であれば少し違うのではないかと思うがどうか。
いわゆる尊師スタイルというのも試してみるべきか。
普通にHHKBが繋がる。しかしこの配置では尊師スタイルという形ではない。普通に外付けキーボードを使っているというスタイルである。またこれも悪くないとは思うがどうか。
それほど文章入力をするのかどうかというところで、その環境の良し悪しが出てくるのではないかと思っている。そういう使い方がどうかというところである。
たまにはこういう面白いやり方も悪くないのではないか。