RAWデータは、Lightroomで整理し、現像処理も主にこれを使ってする。
最初は現像処理だけの為にこれを使っていたが、整理をするのにも非常に都合がよい。
ライブラリモジュールには、整理のために多くの機能が用意されているが、全てを使いこなすのは無理であり、かつそうなると手間と時間がかかってしまう。
そう言いつつ、最近になってLightroomの機能を使っての整理を始めたのだが、特にレーティングとフィルタの組み合わせ、さらにはキーワード付加による分類が便利だ。
自分はだいたいRAW撮りをするが、RAWは1枚10MB前後もの容量があり、たくさん撮ったデータを全て保管しておくのは現実的ではないため、選別して良いものと残しておいても良いものを残しておく。
これの選別にはレーティングを活用する。
★ 失敗写真
★★ 要らない
★★★ 残しておく
★★★★ 上出来
★★★★★ 最高
撮った写真は、まず★、★★か★★★の三分類をする。これには、フィルタリングでレーティングが=☆☆☆☆☆(ゼロ)の物だけ表示するように設定しておくのが良い。いずれかのレーティングを選択するたびにリストからカミングアウトされるので、リストが空になるまでこの作業をすればよいのだ。
次にそれぞれのレーティングでフィルタして再考し、あるいは★★以上で表示して、同一のショット(AEB撮影等)で不要なものを調整する。
その結果、★★以下の物は不要なショットなので、★★以下、かつフラグ無しでフィルタして、単純に全てに除外フラグを立てる。
その後、全て表示させて除外フラグ付きを削除する。
★★★のものは、さらに再考して、現像処理を行うものを★★★★にして現像作業を進めるわけである。
★★★★★は、大きく引き延ばしてプリントして保存しておきたい物など、特に厳選してレーティングするというわけである。
他、適宜キーワードも付加する。
これも、付けておくと後で選ぶのに楽になる。一括して付加する機能なども用意されているので、一通り機能を見て知っておくと、そう多くの手間はかからない。