デジタルプログラムタイマーが便利

投稿者: | 2008-10-12

自分の所はサーバを運用しているというわけでもなく、ルータなどのネットワーク機器も24時間稼働させておく必要は全くない。常時稼働で機器的には問題がないだろうが、僅かではあっても電気代はかかるし、使わないのに無線LANの電波放出し放題というのもどうかと思う。

ああいう機器は24時間常時稼働が前提で、本体に電源スイッチなどはなく、コンセントに差し込めば電源オン、抜けば電源オフというのが普通だ。メンテナンスで再起動したいときなど、電源オンオフの為には、たいてい部屋の隅っこや家具の陰にあるそれら機器のコンセントプラグを抜くのに苦労する。これを、使用しない時間帯のたびに毎日作業するというのはかなり面倒で、結局24時間稼働しっぱなしにしたりする。

個別スイッチ付きのOAタップに接続する事で、電源のオンオフ自体は容易になるけれども、これと合わせて指定した時間に自動的にオンオフされるとさらに便利だ。機器側でタイマー機能があれば良いのだが、常時稼働前提の機器なのでそういう仕様になっているものは多分無いのだろう。

さらに、ルータ等の機器とPCを使用する部屋が離れている場合などは、もう自動オンオフは必須とも言える。

そこで、個別スイッチと同じようにコンセントの電源を自動的にオンオフする仕組みを考えてみる。これには、いわゆるコンセントタイマーが必要になる。多くの製品は、24時間タイマーで、毎日指定した時間にオンオフされるというだけのものである。タイマー部分がメカニカルな機構では、数分から十数分の誤差も生じたりする。

自分の使用目的では、稼働時間帯として決めた時間まではきちんと稼働してくれていないと不意にネットワークが切断されたりすると、困った事になりかねない。1分前後の誤差は見込めば良いとしても、ランダムに10分もの差があると少々不便だ。

さらに、平日と休日ではオンオフしたい時間も異なる。

リーベックスという会社が発売しているデジタルプログラムタイマー、PT60Dという製品()が便利で、これを使っている。任意の曜日毎、1分単位で8つのオンオフプログラムを設定できる。時計の誤差は月差±2分程度との事。

これを使うと、特定の曜日の特定の時間帯だけオンにしたり、1日おきに特定の時間だけ稼働させたりという事もできる。防犯目的で照明器具に使う場合は、ランダムに30分程度指定時間を前後させる機能もある。無論、オフの時間帯であっても、オンにする必要が生じたときはスイッチ操作でオンにする事、またその逆も可能だ。

自分の場合は、平日の昼間と毎日深夜に停止したいので、平日は夕方から翌日午前0時過ぎまでと、休日の朝から翌日午前0時過ぎまでの特定の時間にセットしている。通常は、この設定のとおりにしておけば、必要な時間帯だけ自動的に稼働してくれているので、特に電源のオンオフ操作を意識することなく作業ができるようになっている。

カレンダ機能は無く、月から金に祝日があってもそれは平日と見なされてしまうため、そういう場合は手動で切り替え操作をしなければならないが、まあそれは仕方がない。

稼働時間が翌日に跨る場合プログラムの設定の時間帯を考えるのに少し頭を使うが、一度設定してしまえばあとは毎日オンオフ操作のために苦労する事もなくなった。