Ubuntuの日本語環境

投稿者: | 2009-11-08

Windows以外のOS、特にLinux系のOSでのデスクトップ環境を使うにあたってまず心配なのは日本語環境である。WindowsでいうIME、日本語入力システムがすぐに使えるのかどうか。

Ubuntuでは、いくつかの手段で日本語入力をサポートされている。その一つがAnthyというシステムだが、最初に試したオフィシャルのパッケージでは、満足に動作させることができず、もうそれだけでやはりこのデスクトップを使うということにはならないな、と思うに値するほどであった。
その後、日本語Remix版というパッケージの方で試したところ、こちらは難なくAnthyが動作する。

日本語入力の起動方法はCtrl+Spaceで、偶然にも自分がWindows環境でカスタマイズして英語キーボードに割り当てた起動方法と同一であった。通常のローマ字入力が可能で、機能キー定義もATOK型に合わせることも可能であった。無論、自分が使っている独自の方式AOURではないので戸惑うが、ローマ字入力だって忘れたわけではないので、まあそのあたりは問題ではない。ローマ字定義の配列カスタマイズもできそうで、その気になればAOURを実現することも出来るのかも知れない。