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自分は基本的に英語キーボード使いであって、日本語キーボード特有のキーに割り当てられた機能が使えないことがある。日本語キーボード(普通のJISキーボード)特有のキーとは、変換、無変換、全角/半角、カナなど、日本語入力に関するキーであって、つまりはIMEの操作の時に、これらキーに割り当てられている機能を何とかしなければならない。
これは、Google日本語入力だけではなく、ATOKでも同じだ。
IMEのオンオフは、全角/半角や変換キーに割り当てられたりしていて、英語キーボードでは[Alt]+[`]というキーがデフォルトで代替する。このまま使うのでも差支えはないといえばそのとおりでもあるのだが、オンオフは頻繁に使うので、もう少し楽に操作したい。
なので自分は、IMEのオンオフは[Ctrl]+[Space]に割り当てる。日本語キーボードでもこうわりあてると便利だ。……あ、その前提として、自分はCtrlキーを小指で操作しやすくAの横で使えるようにカスタマイズしている。
Google日本語入力の場合は、このIMEのオンオフ割り当ては、単一の機能割り当てでトグルするのではなく、「IME有効化」「IME無効化」という2つの機能をそれぞれ割り当てる必要がある。
つまり、直接入力及び入力文字なしのモードにそれぞれ、Ctrl + Spaceで「IME有効化」と「IME無効化」の計4つのエントリーを追加してやる必要があるようなのだ。
基本的には、これだけのカスタマイズで十分、英語キーボードでGoogle日本語入力が使えるようになると思うのだが、前のエントリーでも書いたとおり、再変換機能には[Shift]+[Ctrl]+[Space]を割り当てる。これも、ATOKスタイルのデフォルトで、[Shift]+[変換]キーにその機能が割り当てられていたからである。
またもう一つ。この辺になると好みの部分だろうが、入力文字なしの状態の[Ctrl]+[7]に単語登録ツール起動を割り当てた。これもATOKで同じキーに単語登録を割り当てていることからの由来であり、単語登録を比較的簡単にできるようになるのでいいと思っている。
ATOKのように、辞書セットという考えができると、またもう少しキーの割り当てをしたいところだが、ひとまずこの辺のカスタマイズができればGoogle日本語入力が十分実用的に機能してくれる。
なお、これもまた前提という部分なのかもしれないが、自分はGoogle日本語入力でも基本的なキーバインドはATOKスタイルである。上記のような割り当てが、MS-IMEやことえりのスタイルでも同様に便利に適用できるかどうかは不明だ。