国語辞典

投稿者: | 2014-05-18

子供の頃、分からない言葉は辞書というもので調べるのだとその使い方を教わった。日常使っている言葉が違った言葉で説明されているのが面白く、以来自分は人より多少は辞書好きである。
大人になってからも学生時代に購入した小学館の新選国語辞典をしばらく使い、その後思い立った適当な時期に三省堂国語辞典(三国)や新明解国語辞典(新明解・新解さん)を買って使ってきた。巨大な広辞苑を購入したこともある。

直近では、2年前の2012年に三国の小型版を購入したのだが、これがいけなかった。
最新のものだから大丈夫だろうと思って使い始めてよく見ると、その第六版は2008年に発行されたもので、新常用漢字に対応していなかったのである。
どうにもそれが気になっていつつも我慢して使っていたが、このたび発行されたばかりの三国の第七版を購入して、ようやく安心して使えるというところ。

実際、そんなに常用漢字を調べなければならないかというと、そんなに必要性は無い。いや、ほとんどない。
だが、新しくそうなっているのに対応していないというのがどうにも気分的に落ち着かなかったのだ。

それ以前に、有効活用できる頻度で辞書を使うのかというと、これも多分、それほどでもない。それほどでもないが、それなりには使う。同音異義語の使い分けや見かけた語、使ったことが無い語を使ってみるときなど。Webなどで調べることも多いし、最近ではATOKに明鏡国語辞典や新明解国語辞典の電子版が搭載されているのでそれを活用することも多い。カシオの電子辞書を使うこともあるが、手元にある分厚い紙の辞書はやはりそういう電子版の辞書には無い何かがあるのだ。
画面で確認できるからと用紙の削減を目論んだ時期もあったが、やはり作った文書は印刷して目で確認するという作業が必要だと思い始めたのとも似ているのかもしれない。国語辞典に限っては、紙の辞書は縦書きだというのもあるかもしれない。

ところで、そういう国語辞典をどう選ぶかということになると、自分はこのところずっと三省堂の辞典ばかりを選んでいる。高校生などの学習用ではなく、社会人・一般の人も使えるものであることがまず条件であって、あとは見やすく、辞書自体がそれなりに歴史があるもので、改版されて新しい物のうちから選ぶ。それなりにシェアが高いものはそれなりに人気の訳もあると思うので、だいたいそういうものから選ぶと三国や新明解に行き着く。
大きさは、この種の小型辞書としての通常版サイズが基本だ。好んで小型版を使ってきたが、通常版と比較すると当然に文字が縮小されて小さいので、だんだん小さい文字がつらくなってくる身としては、無理してそうしないほうが良いと思うようになった。三国の場合は通常版と小型版とで200円程度しか価格の差も無かったので、今回は通常版を選んだところである。

国語辞典に限らず、参照するものは手元にあるかないかで使用頻度が違ってくるもの。すぐに手に届く位置にあれば使うし、無ければ多分よほどのことが無い限り使わない。
そういう意味で、なるべく近くに置いておくべきものなのだろうと思っている。