背面給紙の危機

投稿者: | 2014-12-20

インクジェットプリンターと言えば、昔は背面給紙が当たり前。後ろ側から挿入した用紙に印刷されて前面のトレイに排出されてくる。ところが今は、前面のカセットトレイにセットした用紙がプリンタの中で方向転換して前面のトレイに排出されてくるのが当然になった。
これはたとえばプリンタを設置する時に、背面のスペースを有効活用できるとか、プリンタが昔のように不格好ではなくスマートなフォルムになるとか、そういうメリットはある。
コピー用紙だとか、そういう普通の薄手の用紙ならそれで全く問題が無いしむしろその方が良いのだが、厚手の用紙に印刷する場合はプリンタの中での方向転換に支障があるのではないか。自分が使う範囲では名刺の印刷のための用紙などがどうなのだろうと心配だ。写真を印刷するための用紙や葉書なんかもそれなりに厚手の用紙になるから、プリンタの中でくるっと丸められて通過してくるというのがどうなのかと思うところがある。
そういう場合があるので、基本は前面給紙ではあっても背面からも給紙できる仕組みは残しておいて欲しいのだが、CanonのPixusの新しいラインのモデルではもう背面給紙の仕組みが設けられていない。
これは、背面給紙のニーズがそういう程度で僅かであって、製造コストを考えるともう廃止すべき機構だと考えられているとか何とか。ニーズが僅かというのは疑問であるが。
幸いまだ自分のプリンタは背面給紙の仕組みがあるものでまだ故障に至っていないが、今後の買い換え時には困る事になる。
しかしながら、それが当たり前になると、用紙の側も前面給紙に対応した名刺の用紙などが出回ってくるかも知れないと淡い期待を持っている。自分が使う範囲で問題が無いならとりあえずはそれで良いのである。
プリンタには毎回悩まされている。