これまで何台かのPCを使ってきたが、最初にPC-98取り扱い電気店で形式を指定して購入したのと、PCパーツショップなどで買い集めて組み立てた自作機を除けば、あとは全て家電量販店の店頭で選んでの購入であった。実際、Windows○○が動く(ノート/デスクトップ)PCという程度の条件しかなかったから、まあそういう買い方でも問題なかったし、その日に持ち帰り、すぐに使い始めたいという条件もあった。それなりに高価なものなので、今まではネットでの購入という選択肢は考えたことも無かった。
まだ買い時は定めていないが、そのうちVista搭載機に乗りかえることを予定している。色々考えたところ、今回はメーカーの直販Webサイトでカスタマイズモデルを購入をするのが良さそうだと思っている。
理由は、何よりカスタマイズが出来ることである。店頭モデルは、CPUやハードディスクの容量など、予め決められた組み合わせの中でしか選ぶことが出来ない。実際、そうしたモデルを量産することで価格が抑えられているわけでもあるが、ユーザはそれで不満がある場合、購入後に交換したり買い足しを余儀なくされる。また、店頭モデルであっても、たいていは売れ筋モデルしか置かれていないから、その点でも選択肢が限られてしまう。
最初からある程度、好みの構成で購入することが出来れば、追加投資と改めて買い物をする手間がその分は必要が無くなるし、純正のカスタマイズに相当する為に、サポートも期待できるかもしれない。実際に触って確かめたい点があるなら、その場合は店頭で同じメーカーの同型モデルを確認してみる。
車(新車)はたいてい、メーカーオプションのアレもコレも付けて、とカスタマイズして買う。場合によっては試乗もするだろう。PCだって、そういう買い方で予め自分仕様のものを入手して良いと思うのだ。
Webでの購入の場合、Webショップのみの限定モデルがあるのはもちろん、店頭モデルにはないカラーが選べたり、あるいはネームプレートを付けてくれる等の特典がある場合もあったりする。
あまり持ち歩いて人のと比較することはないかもしれないが、自分仕様に作ってもらったものなのだと思えば、一層愛着も湧くというものだ。