WZも秀丸も

投稿者: | 2018-10-22

テキストエディタは普段はWZを使っているが、秀丸もインストールしてある。折角なので両方使い分けて利用してもいいのではないか。
両者とも多機能なWindowsの老舗エディタ、SDIのインターフェースで縦書きにも対応しているなど共通点も多いが、どちらか一方でしかできないこともある。
WZ MEMOなどの派生ツール、暗号化テキストなどはWZでしか扱えない。ファイル名の自動付加やHTML編集も最初からZen Coadingに相当する機能を備えているなどWZのほうが編集しやすい。原稿書き用、縦書きなど、表示書式の切り替えもWZのほうが容易であったり、印刷機能も充実しているなどが自分にとってのWZの強みである。
一方、感覚的に軽快、快適なのは秀丸のほうで、最新のOS、Windowsとの相性は非常に良い。フォントのDirectWritingもきちんと働く。カスタマイズも設定もわかりやすく、戸惑うことはない。自分はほとんど作れないが、Webにはマクロが充実していて、機能で不足する分を補うことができるなど。
そういう特徴を考えながら、使い分けを行うことは別に悪くはないのではないか。万年筆だって、1本だけこれと決めて使い込むというわけではなく、気分や特徴で使い分けを行っている。
少なくともこういう文章の原稿を書く場合はどちらを使っても結果は変わらない。どちらで書いたかという特徴が出るわけでもない。
双方カスタマイズを行って、画面のイメージやキー定義などはほぼ同じ環境にしてあるので、使うときのストレスという点での違いもないのである。