JIS配列のメリット

投稿者: | 2019-07-20

もうずっと前から、キーボードはUS配列のものを好んで使っている。US配列に切り替えたときは、US配列でも和文入力が問題なく出来ること、見た目がすっきりとしていること、使用者が少ないので専門的な技量とみられがちであること(パワーユーザっぽいこと)がその主な理由であった。妥当な理由かどうかは人により考えは違うと思うが、今の自分としてもメリットとしてはそれで間違いはない。今後も出来る限りUS配列のものを選んで使っていく方針である。
ただ、US配列キーボードの使用は全てメリットばかりというわけではない。デメリットもある。その最たる物は、我が国ではJIS配列が主流であるということである。
会社で支給されて使うPCは今後もずっとJIS配列であって、全ての環境をUS配列に統一することができない。US配列に様々な優位性があったとしても、流通している製品はJIS配列のものなのであるから当然であろう。自宅でUS配列を使うとしても、会社ではJIS配列を使わざるを得ないので、その違いによる混同が生じかねないのである。
実際には、既にそういう状態でもう何年も過ごしているせいで会社のPCはJIS、自宅ではUSにすぐ感覚を切り替えられる。どちらのキーボードでも使えるために問題にはなっていない。違いは違いとして受け入れられるのである。
ところで、JIS配列はUS配列に比較してそんなに悪いものなのかと考えてみると、そうでもないという事に気付く。
JISかな入力のためにかな刻印があるのは、かな入力をする人にとっては必要である。変換・無変換、半角全角などのキーも、IMEの操作のためには本来必要なキーで、それらに割り当てられている機能もある。US配列の場合はこれらのキーがないので、割り当てられている機能をどのキーに割り当てるか再考して調整しなければならない。
和文入力するために考えられたキー配列であるので、少なくともJISかな入力ならUS配列より適しているのは間違いない。適しているキーボードなのだから、あえてそれを排除して考えることのほうが無意味である。
ローマ字入力の場合もかな刻印は不要としても、変換操作等ではIMEの割当と最初から適合している配列のほうが良い。
キーボードの種類も圧倒的にJIS配列のほうが多く、選ぶときのメリットである。
幸い、Realforceなどはユーザ層を考えてUS配列のタイプも種類多く用意されているし、ThinkPadその他のPCもBTOでUS配列を選べるようにもなっている。
これまで、JIS配列は不格好だとか不要なキーが多くあるとか、US配列こそ優位でJIS配列のほうが劣っているようにも感じていたが、どちらもメリットデメリットがあり、使う人の考えによって適不適が分かれるものなのである。
少なくとも、JIS配列は嫌うべきものではない。