自分の中での分類では、一般電卓は2000円以下のものが安い電卓、4000円以上のものが高い電卓である。2000円から4000円までは中間の価格帯ということで、言わば普通の電卓である。
電卓であるから計算して得られる結果は無論同じであるが、高い電卓と安い電卓は一体何が違うのか。
大きな違いは早打ち対応、ロールオーバー対応の違いだろうか。高い電卓はキーがプラスチック2色成型などになっていて刻印が消えることがない、2キーか3キーのロールオーバー対応で、一つ目のキーの打鍵が終わらないうちに次のキーが押されても、ちゃんと認識するので、言わば早打ちに対応できるという仕様である。
また、高い電卓は素材も手触りも良く、少し重みがあって、さらにはゴム足も4つ付いていて机上で滑りにくい。
高い電卓は付加機能も色々あったりするが、これら機能は安い電卓にも備わっていることもあって、あまり大きな違いではない。高い電卓は液晶の質が良いとか、処理速度も若干速いとか、筐体は金属部品も多く耐久性があるとか、保証期間が長いなども違いとしてある。
安い電卓は、キーはプラスチックではなくゴムのような素材であったり、早打ち対応もないなど、比較するとやはり違いがはっきりしている。
中間価格帯の普通の電卓は、安い電卓にデザイン性を持たせたりしているようなイメージがある。