JIS配列キーボードを備えたノートPCでUS配列のUSBキーボードを使うには設定の変更が必要である。
Windows 10の場合は切替が容易にできるのであるが、Windows 8.1以前のマシンではドライバの変更を行わなければならず、少し手間がかかるのが難点である。
特にノートPCの場合は本体キーボードを使うのが基本であるから、そんなに容易に頻度高く切り替えるものでもないとは思うが、カスタマイズでUS配列を選んだのにも関わらず、Windowsの最初の設定(日本語WindowsではJIS配列キーボードになっているものと思われる)のままJIS配列のキーボードになっている場合も少なくない。
自分の場合は、さらにCtrlキーとCapsキーの入替をしたいという問題もある。
これの入替方法には何通りかあって、キーボードがそもそもCtrlとCapsの位置が逆になっているものならまず何もしなくて良い。キーボードのディップスイッチなどでハード的に入替ができるものも同様である。
そういう機能を備えていないキーボードの場合は、PC側で入替を行ってやる必要がある。これも、キーの入替ソフトを使って入れ替える方法が一つあるが、これだとおそらくWindowsが起動しないと入替が出来ないし、そういう読み替えソフトを常駐させてやる必要がある。
そうでない場合は、レジストリにキーの入替の定義を書き加えてやる必要がある。この方法だと、Windowsの起動時点から全て入替が行われる。
すなわちこれも、キーの入替には標準ユーザの権限ではダメで、管理者権限に昇格しなければならない。
キーボードの設定くらい管理者でなくても選択させて良いのではないかと思うのだが。