HHKB(墨)を使い始めて3ヶ月を超え、ようやくだいぶ慣れてきたという感じである。英語配列であるという点は、さほどは気にならず、CtrlがAの横にあるというのは自分の体感的に最も合っている。
なかなか慣れなかったのはカーソルキーで、これはFnとその付近のキーを組み合わせて実現しなければならない。今までになかった感覚である。
しかしながら、通常の英語配列のキーボードとも違うのは、BSキーなどの機能キーの位置である。HHKBは、本来のDelキーをBSキーとして使っているので、BSはEnterの直上である。しかし、通常の英語キーボードでは、Enterの上はバックスラッシュで、BSはさらにその上だ。ここの違いは、たまにPC本体のキーボードを使ったりするときなどに、間違いなく戸惑う。
Ctrlキーの位置も、本体側では刻印通り、最も左下なので、HHKBからたまに乗り換えて使うと戸惑う。無論、これはキーの位置の入れ替えをレジストリで調整する等により実現できるが、HHKBにすぐ戻して使うときは再びレジストリを戻してリブートを伴うため、面倒なので標準のまま使う。
結局のところ、何でもそうだが使い慣れた物が一番良い。このPCにおいては、HHKBをずっと使っているので、HHKBが使いやすいということである。先の独自配列AOURにもだいぶ慣れてきたという事に伴い、入力の速度は次第に戻りつつあるというところ。