テンキーレスのキーボードを使うようにした理由の一つは、テンキーはさほど使わないと思ったからであるが、それでも実際にテンキーレスキーボードにしてから、やはりテンキーはあった方が良い、必要と思うようにもなっている。
ただ、フルキーボードのテンキーが右端に位置しているのが邪魔であることには変わりはなく、右手をマウスに持ち替えるときの支障になる。フルキーボードは多分今後も基本的には選ばないと思っている。
そんな考えの下、テンキーは独立したテンキーを別に用意して必要なときに使えば良いと思うようになり、それをテンキーレスキーボードの左側に配置することで解決している。しかし、左手でのテンキー打鍵はまだ慣れないところはある。
適当なテンキーに始まって、MSのBluetoothのテンキーなども使ってきて、テンキーでも良い物を求めていくうちに、まずFILCO茶軸のものを使うようになった。
これはこれで良いのだが、本務のほうのキーボードはRealforceを使うので、RealforceのテンキーであるRealforce 23U/UBのRealforceテンキーで静電容量無接点で統一するほうが良いと思えてきた。Realforce本体が2万円前後程度であるのに、Realforceテンキーだけでも1万円以上と割高であって、しばらく躊躇していた。
何度も悩んだ挙げ句、Amazonの買物でのついでについに23UBを購入して使い始めたら、当然に本務のRealforceとの相性というか、並びも使いも丁度良く、やはりこれは最良のテンキーであると思っている。
しばらくPC1台はFILCO茶軸、もう1台がRealforceのテンキーという構成だったが、結局今は2台ともRealforceの構成にして、キーボード環境は全てRealforceというようにした。
23Uは白配色モデルで23UBは黒色モデルである。白配色モデルは、キーが全て白であるが、これがフルキーボードのように一部のキーがグレーのキートップであってもいいのではないかと思って、そこが惜しいところ。
FILCOテンキーは起動の度にNumLock操作をしなければならなかった。本務キーボードとの関連なのかもしれないが、そういうテンキーはある。Realforceは最初からNumLock状態になって青色LEDが灯るので、打鍵一つの違いとは言え、そこも都合が良いのである。