小型版サイズ

投稿者: | 2021-10-02

今でもなお紙の手帳を使っている。ぱっと開いて万年筆で書き込んでという作業をする。一時期は何でもデジタルが良いと思っていたが、やはりそういう作業は携帯端末などではダメで、どうしても紙の手帳が良いと思っている。
幾つかの種類の手帳を使ってきたが、最近は大きさとして小型版サイズのものが一番良いと考えている。
当初は、能率手帳の普及版サイズや、能率手帳で言うところのエクセルサイズの、手帳としては標準的なサイズの物を使っていた。今はもう製品としてはなくなったネクサスのバーチカルやゾーンなどを使っていた。そういう頃にあっては、それよりも一回りか二回りか小さい小型版サイズは、小さすぎて十分に書けない、あるいは書きにくいという思いで、試しに買っては使わなかったのである。とにかく筆記する部分が小さいので、細字のボールペンが適しているようにも思っていた。
だがやはり、携帯することを考えると、ワイシャツのポケットにさえ入る小型版サイズは良い。昭和の時代は今より小さい物が主流だったから、小型版サイズも今よりよく使われていたように思えて、そういう懐かしさと先人の考えた利便性を今でも活かすべきとさえ思うようになって、ライツ小型版などを使うようになった。これが快適である。前述の媒体感さえある。
大きさが掌サイズというのは取り回しが良い。ワイシャツのポケットに入れて持ち運ぶようなことはほとんどないとしても、もちろん上着のポケットなどには難なく入るし、ズボンのポケットにも入る。鞄に入れても邪魔になることはない。片手で開いて内容をさっと見て、すぐに仕舞うこともできる。
小さな文字が見にくくなってくるにしても、それは自分で各文字のサイズを調整したら良いのであって、そこは自由にできる。大きなサイズの手帳だと、自分のそれまでの使い方だとスペースを持て余す位でもあるので、小型版サイズに少し詰めて書くくらいで丁度良いのである。