SEO的には、きちんと主題が決まっていないようなページはスコアが良くないということになるのであろうけど、アフィリエイトなどを目的としているサイトでもないので、そういうことは何も気にせずに作成しても良いのではないかと思う。
あまり短いテキストの記事だと、DBのリソースを使うのが勿体ないというような気もして、昨日・今日と書く記事については少しこれまでより長めのものを作るようにしてみている。従って、これを雑文として様々なテーマを含めていくというのもその目的である。
ツール変遷
かつてHTMLサイトがWeb作成の中心だった頃は、ホームページビルダーやDreamWeaverなどのオーサリングツールを使って作るのが当たり前だった。サイトによってはテキストエディタでゼロからコーディングをするという場合もある。
だが今はどうか。もちろんそういうアプリケーションを使って作成する場合もテキストエディタで作る場合もあるが、SNSなどクラウドサービスとCMSが主流になって、作成されたHTMLのサイトというのは割合としては少なくなってきているのではないか。どこかの調べでは、既に40%がブログサイトだという。
かつて全盛だったMovableTypeから、今はもうWordPressが主流になっていて、全CMSの中でも6割のシェアがあるらしい。
そんなWordPressを自分もようやく、本格的に使えるようになった。MovableTypeを経験した者としては、それとの違いがどうなっているのかが一番の興味のあるところであったのだ。
MTとWP
MovableTypeは有償版と無償版があって、作成できるブログ数などに制約があったように思い出す。一つのMTで複数のサイトの構築ができるのも特徴の一つである。
一方のWordPressでは一つの管理画面で管理できるのは一つだけで、別のサイトを管理することはできない。これは大きな違いであるという気がするが、あまり比較されていないように思う。
MTが全盛となっている頃、WPも開発されて使われるようになってきたらしい。それから約20年の月日を経て、形勢が逆転し今の主流は完全にWPのほうになっている。
それが数年前にはもう気付いていて、MTはどこへ行ったのかと思っていたが、なかなか、再びサーバをレンタルしてWPでやっていこうという気にはなれなかった部分がある。
一つは、WPが無料だとしてもサーバレンタルの費用がかかるし、この手のCMSをアプリケーションとして使うからにはちゃんとしたサイトの構築などに相当の手間がかかるという想像があったからである。
もちろん、手間はゼロではないが、CMSとして、ブログツールとしてWPを使うこと自体にはそんなに迷いはなかった。
ブログ移り変わり
ブログの黎明期は、テキストでのブログがまだ中心だった。本来の意味であるウェブログとして、その日巡ったWebサイトをURLと共に紹介するという使い方も、日本でも多少はあったし、ブログの記事の基本はそれになっている。
ところがその頃にあまりもブログブログと拡張させられたせいで、猫も杓子もブログという状況にもなって、記事にも記事たる理由がなくなってきた部分も少なくない。
SNSへのシフトは成功したと思うが、旧来のブログ、ウェブログサイトというのは、なかなか見つけられなくなっても来ている。
ブログと呼ばれるものも、収益を目的としたサイトが増えてきて、Googleで何か調べたら必ずそんな内容を取り扱ったWPサイトがヒットする。
大抵画面もそれなりに似通っている。