雑記8月

投稿者: | 2023-08-27

7月から書きためているけれど、投稿しないうちに8月も末になってしまった。思えばWordPressも6.3になってから、この投稿が実質初めてなのかもしれない。

動画の録音レベル

XPERIAはどの機種もそうみたいだが、動画の録音の音量レベルが初期値では小さすぎる。後になってわかったが、VideoProなどのアプリならこれを調整できるらしい。
初期値は5になっているが、例えばキーボードの打鍵音などが全然入らないレベル。屋外で風切り音などを防止するには良いかも知れないが、それ以外の会話などの音がきちんと入るのかどうか。ちゃんと撮る場合は何度かその状況でレベルのテストをしてヘッドホンなどで再生音量を確かめる必要がありそうで、これは面倒臭い。

室内でのキーボードの打鍵音というくらいでは、音量レベルを最大の10に上げないと満足に録れなさそうなのである。
何でこんなにレベルが小さく設定されているのかわからない。
初期値の5より小さく設定することはありえないのではないかと思う。
マイクを別に取り付けるなら良いのかも知れないのだが、本当に拘った撮影をスマホでするのかどうか。

スマホのアクセサリーなど

スマホを使うようになって、最初から想定していたのはそれなりに様々サプライ品というかアクセサリー、周辺機器の類は揃える必要があって、性格的にも一通り集めなければ気が済まないだろうと思っていたので、以下のような物を購入するのは初めからわかっていたのである。

充電用のACアダプタは、まず基本である。購入後すぐにでも充電は必要と思うので、純正品を入手。画面のフィルムは多分自分の器用さでは上手く貼れないと思い、貼らないつもりでいたら、コーティングという手法もあるのだということで、それをしてもらった。
ワイヤレス充電器は、当初は有線での充電に代わり十分機能するだろうと思ってその充電器を欲していたが、在庫がなかったこともあり、後で自分で入手することにして、実際自分でELECOMのワイヤレス充電器を購入してみた。
ただ、無線充電は発熱が大きいし、充電のWがそんなに大きくないので時間がかかるということは後になって知って、そういうワイヤレス充電器は購入してみたものの、実際には今はほとんど使わないような感じである。

結局充電は、USB-Cのコネクタで接続してAC電源から充電器を経ての充電が一番で、それには急速充電PDに対応した充電器が必要ということも後になって知り、対応した充電器を探し回り集めたりもすることになった。
結局は、それまではよく知らなかったAnkerの製品が良さそうで、今後はその辺から選んでいくことになるだろうと思うが、ELECOMの製品だとか、そのAnkerの充電器だとかを入手した。ケーブルにも、今後は対応した製品であることを念頭に選ぶ必要がある。

つまり充電器にも色々種類があって、ケーブルにも対応した規格の種類があるようなことはスマホを使うようになってから知ったのである。
だがモバイルバッテリーの存在はそれよりも前から知っていた。バッテリーを充電しておいて、外出先とかでそこからスマホ本体を充電するという役割の物である。
ACアダプタタイプやワイヤレスの充電器があれば、基本的に自宅など以外の場所で必要になることはないと思われるものの、揃えておきたいと思う気持ちはあるので、最初はELECOMの10000mAhの製品を購入してみた。
ところが、この製品の充電の機構がイカレてしまっているようで、モバイルバッテリーに充電ができないのである。他の手段、ケーブルやアダプタ・充電器は普通に機能するので、これがおかしい。一度使い切ってしまったらもう使えなくなった。何度充電を試みても、充電が始まらず、何らかの安全装置が働いたか、初期不良か。

なので、モバイルバッテリーはその後別のメーカー品、Aukeyの製品だとかAnkerの製品だとかをやはり購入することになった。購入後、同じ使い方で普通に機能する。急速充電にも対応し、容量は同じ10000mAhで、複数回の充電ができて快適である。自宅においても、たまにモバイルバッテリーからの充電をして、バッテリーを適度に充電しておくと機器の劣化を遅らせることもできるし、不測の停電とかでAC電源が使えない場合にも安心だろう。
いずれにしても、こういうものは特に信頼度の高い著名なメーカー品を選ぶほうが良い。

故障という関連では、実際には故障ではないと思われるが、これもELECOMの製品のmicroSDカードも不具合が出た。
自分の機種はmicroSDカードが使えて保存領域の容量が拡張できるので、早い段階で256GBのカードを購入してみた。スマホ用ではなくゲーム機用というカードだが、規格的には適合するはずなので、そのまま装着して使っていたら、短期間で有るとき全く認識しなくなった。スマホ本体を再起動してみたり抜き差しを何度かしてみたりしてもダメ。
PCでは読み込めるが、エラーが出るので結局フォーマットしてしまう必要があった。大してデータを入れていない状態だったので影響は少ない。
同時に、一旦カードを抜いた状態で本体を起動し、カードがない状態を認識させてから、再度カードを挿入して起動したら、今度はちゃんと認識。フォーマットが良かったかその方法が良かったのかはわからないが、どうにも製品自体が気になって仕方がないので、こちらもSanDiskの製品に交換して装着することにした。一応、一般製品ではSanDiskにしておけば概ね間違いは無いだろうと思うので、気分的にもこのほうが安心であって、実際その後ずっと装着しているが特に問題は生じていない。
iPhoneなどはこういう拡張ができず、全てクラウドに保存するような仕組になっているのだと思うが、旧来の考えの中ではやはりローカル的な、手元に保存してある方が安心感もあるし、無駄な通信も発生しない。必要に応じて、Googleフォトなどにバックアップでクラウド保存したら良いのである。

EOSの一眼レフやGRDなどでこれまで写真を撮影していたが、XPERIAのカメラも高性能であって、普通に特に拘らなければだいたいどんな場面でも失敗なく撮影できるということもあり、通常の写真は大抵スマホのカメラで十分と、今頃になってようやく思えるようになる。
撮影をするのに、そういう場面があるかどうかはともかく、三脚もあるべきと思い、最初は高さ80センチくらいの、これもまたELECOMの小型のものを購入してみた。これはこれで全く悪くないが、もう少し高さがあるものも必要と思い、別にまた、Verbon・Colemanの写真機材ブランドのものを購入。
たまにキーボードの打鍵動画を撮っておいたりするのに、高さや角度の調整の点でこれが良いのではないかと思っている。
今のスマホ用三脚は、カメラ用の三脚とは違って一本の棒状になっていて、折りたたみ・持ち運びがし易い。

スマートフォンからBluetoothで接続する機器として、ワイヤレスイヤホン、ヘッドホン、スピーカの音響機器があって、イヤホンとヘッドホンはPCでも使うので、スマホを導入する前から使っていた。
スマホでなければ設定アプリが使えないなどPCでは不利な点もあって、早速スマホで接続してみたらもちろんそれで問題なく使えて、これでアップデートもできたりするのだが、アップデート作業は時間がかかって、故障したかと思って追加してまた別のヘッドホンを購入してみたり、これもまた色々、そういうトラブルもあったりする。

SONYのWH-1000XM5のヘッドホン、100XM4のイヤホンだとかBOSE QC45だとか、あるいはSennheiserのMOMENTUM4だとかの主要な3ヘッドホンを使い比べてみたりもした。ワイヤレススピーカはBOSEの小さなもので、これで十分に機能しているので問題ない。それ以上の性能を求めるときはPCに接続したBOSEのスピーカを使ったりするので問題ない。

初期投資

新しいことを始めるには初期投資が必要であるが、スマホに乗り換えるためにも必要な費用がある。
単純には、スマホ端末にかかる費用が必要であって、これを分割払いするにしても、多少の頭金が必要だった。もちろんこれはプランにもより、あるいは機種にもよるというところである。契約手数料も必要であるが、やはりこれもプラン等によりどこかに吸収されている場合もある。

また、最低限必要なものとして充電器もあり、たいていはケースやフィルムなど本体付属品も必要であるから、そういう費用も必要である。
自分の場合、ここまでの費用は約2万円というところ。

もちろん、それだけでは済まない。初期投資ではないが、継続費用も例えばガラケーからの乗り換えだと、機種代金の分割と、プラン毎の通信費が必要になり、たいてい、ガラケーの契約よりは高額になるものである。自分の場合は、月々4~5千円か、それ以上かというところになり、ガラケーの時の月々2千円からは大幅に増えることになる。
契約変更初月は、初期投資分の一部が通信費上乗せで請求されるのでとにかく高額に感じる。

おそらく多くの場合で最低限必要なのが以上の投資なのであるが、他にも充電器、ケーブル、(ワイヤレス)ヘッドホンやイヤホンなどの周辺機器を買いそろえると、その分の初期投資が必要になってくる。
自分の場合はそれらに加え、SDカード、スタンド、三脚、モバイルバッテリー、ワイヤレススピーカなどだいたい多くの人が使っていそうなものを揃えると、8万円から10万円、あるいはそれ以上の投資が必要になった。だいぶ無駄買いしているものはあり、次に機種変更する際にはそこまで色々新たに購入する必要はないはずであるが、結局は予め考えていたとおりに、関連製品を購入することになるので、ある程度大きな出費になってしまうのである。

ただし、これはPCの場合なども同じで、新しい種類の機器の導入時、仕様が新しくなった場合に言えることであって、単なる機種変更、PCの更新導入などに関しては、そこまで大きな投資にはならないのではないかと思っている。

ステレオモード

BOSEのSoundlink Flexは、モノラルのスピーカーだが、2台あればモノラル2台連携のパーティーモードか、左右別チャンネルのステレオモードにできる。
この使い方は同一機種でなくても良いらしいのだが、SoundLink Flexをもう一台購入して、ステレオモード、パーティーモードを試してみた。
1台モノラルでも十分に満足できる音質だったので、2台揃えばもっと良いだろうと思った次第である。

接続は難しくない。まず1台目だけをBluetooth接続しておいて、BOSE Connectのスマホアプリから、別に電源を入れたもう一台を視覚的に接続する。出現するアイコンをドラッグする程度である。
これで自動的にパーティーモードになるので、スイッチで切り替えてステレオモードにする。最初に接続した1台が左になり、2台目が右になるのは、そういう仕様と思われる。
ステレオモードに切り替わった場合は、自分で「Left」「Right」と音声を発する。
左右いずれかの電源をオフにすると、両方の電源が切れるのも便利である。

アプリを使わなくても、1台目でBluetoothスイッチと+ボタン、2台目でBlutoothと-ボタンでパーティーモードになり、さらにいずれかのスピーカーでBluetoothスイッチと+ボタンでステレオモードに切り替えられる。
やや面倒な手順ではあるが、有線接続ではないのでこれは仕方ないのではないか。

パーティーモードは音場が広がり、スピーカー以外の場所のどこかから音が出ているような不思議な感じ。AMラジオなどを2台同時に受信して同時に別の場所から音を出した場合のような、そんな感じである。
ステレオモードでは、片方単体でもそれだけの音量があるものが二つなので、それなりに迫力もある音が発せられて、想定通り、これはなかなか良い。

この製品に限らず、今回スマホの導入に合わせて様々、リチウムイオン電池を使った機器を導入したりもしたが、気付けばそういう機器の電池には寿命があって、一般の人が好きに交換できる物でもないのでこれまでの有線の機器類よりもずっと短い寿命であることが気になってきた。
リチウムイオン電池の特性を知って、満充電で高温になるところに放置したり放電しきった状態で放置したりすると寿命が短くなるようだが、概ね正しい使い方をしたとして、300~500回程度の満充電が限界らしいので、それだと少なくとも数年は大丈夫なのだろうと思う。
その頃にはまた新たな製品がリリースされて、そういう新しい製品が欲しくなると思われるので、まあ、だいたい、丁度良いのかも知れないが。

最近のPC使用用途

基本的にブラウザでのWeb閲覧が中心であるのは変わりはないのであるけれど、先月からOpenTTDの新しいマップに興じているので、こういう文章を書く機会はずっと減っていたりする。
かといって、打鍵の能力というか、速度が極端に低下したとか、そういう影響はない。打鍵する機会は減っているわけであるが。

スマホでの入力の機会は、増えている。増えているというか、フラワータッチでの入力の慣れがだいぶできてきたので、スマホでも簡単な文章入力くらいならできるようになったということである。ChatGPTの質問文くらいの入力なら簡単なので、それはだいたい問題なくできる。

ただ、このくらいの長文になると時間はかかるし、これはかなり難しい。

Ankerの充電ケーブル

スマホはもちろんだが、そのほかにもLogicoolのワイヤレスマウスMX3、Bluetoothヘッドホン、イヤホン、スピーカなど、気付けばUSB-Cのケーブルで接続して充電する機器が増えてきている。ThinkPadのPCでさえ、USB-Cである。
従って、USB-CコネクタのケーブルでACアダプタ・充電器に接続して充電する仕組みの重要性は増してきている。少し前までは純正のアダプタなどが基本だったが、そういう規格が統一されて汎用的なものの中から自由に選べるようにもなった。

少し前までは、余り気にせず、純正で付属しているACアダプタがあったり、そうでないものは付属のケーブルでPCに、PC側はUSB-A規格のコネクタで接続して充電したらそれで間に合うと思っていたが、スマホを使うようになってからは、USB-C to USB-Cでの環境も必要になってきて、充電器やケーブルを、必要に応じて集めたりもするようになった。

コネクタ形状さえ合えばそれで良いというわけでもなく、充電に必要な規格ではデータ転送用とはまた別に考えた方が良さそうで、とりわけスマホへの給電にはPD規格対応のもので高速に充電ができる物を選ばなければならない。
長さも、このくらいで良いかとだいたい50cm程度のものを使って間に合わせていたが、もう少し長い、1m程度かそれより少し長いくらいまでがあると良いということも、使っていてわかってきた。

入手したAnkerの充電ケーブルは、耐久性も考慮してかナイロン・ファブリック素材の被膜をしていて、取り回しもし易く絡みにくく、中々これが良さそうである。もちろんPD対応でもあり、かといってさほど高価でもない。100Wとかに対応しているようなものではないが、スマホや小型の機器への充電であればこれで必要十分であろうと思う。

ヘッドホン雑感

Sennheiser Momentum 4、SONY 1000XM5、BOSE Quiet Comfort 45を使い分ける、聞き比べる機会を得ている。
どれも良い音質のヘッドホンとして有名である。そんなに幾つも必要がないと言われてしまえばそれまでなのだが、色々理由もあって、別の環境ではこれを使いたいとか、単に使い比べてみたいという面もあったりして、そうなっている。

自分がそういう音楽だとかを聴くのは専らYouTubeなど動画サイト、PCのネットの音源であるが、改めて考えてみると、これまではスピーカの音声でPCからの音を聴いていた飲みである。
基本は今後も変わらないと思っているが、音漏れしない、ノイズをなくしてきちんと聴く、というためには、ヘッドホンが有効な選択肢である。イヤホンもあるが、装着感だとか長時間の装着に向かないとかもあって、最初しばらくはイヤホンも良いのではないかと思っていたが、比較するとヘッドホンのほうが良い。

3つのヘッドホンは、それぞれ音色も異なっていて、どういう音楽にはこれが良いというのも好みは分かれる所なのであるが、ざっくりと言えば、Sennheiserは繊細かつダイナミックというか、リスニングルームで大きなスピーカで聴いているような感覚に近い音が出ると感じる。ライブ音源などでは、あたかも大きなホールに腰を据えているかのような音を聴くことが出来る。
BOSE QC45は、普段のスピーカもBOSEなので、聞き慣れた傾向の音であると言えるが、思ったほど低音は強くなく、代わりにボーカルの音などが細かく聞き取れたり、中音域が賑やかな感じがして、ボーカル中心の音楽などにはこれが有効な選択となる。

SONYのは、低音の強調はあるもののどんな音をこれで再生しても失敗がない、昔から聞き慣れたブランドでもあって、それだけで安心感がある。バランスの良い、癖のない音でもあって、我々日本人の耳には馴染み深い音色であると言える。

AOURの基本

ローマ字は、五十音図の考え方と共通して、日本語の音韻を母音と子音に分けてそれにアルファベットを割り当てた物であり、英語の発音とのある程度の共通性も考慮しつつ、国際的な記号としてアルファベットを用いて日本語を書き表す物と考える。
AOURも、ローマ字とローマ字入力の考え方を基本にしている。QWERTYのキーボードの配列は重要視していない。寧ろ、そのキーボードのブラインドタッチで使われる指の位置、打鍵のし易さをある程度考え、先行配列を基本として、ATOKで実装できるようにしたものである。
簡単に特徴を言えば、Dvorak配列をベースにした母音・子音を用い、AZIK・ACTにある各種の拡張入力方式を取り入れて基礎とし、それに他の入力配列の拡張なども取り入れつつ、独自の部分も少し加えている。拡張とは、二重母音や撥音節にキー定義を割り当てて、それで入力の打鍵数を減らし入力し易くするものである。
ACTなど他の類似の方式では、自分が普段使うATOKでの実装方法がないか、あるいは手順が複雑で困難であったため、ローマ字の定義を入れ替える程度で実装できるように方法を考えた。

それが今から15年以上前で、以来ずっと、この方式を使っている。IMEがオンの時はAOURで、オフの時はキーボードの元からの配列、すなわちQWERTYであるので、英文入力は従来のまま、和文入力の際にだけAOURになるというものである。
この方式にする際の心配の一つとしては、この方式を使うことによって、従来の方式を忘れてしまう、入力しづらくなるのではないかということであったが、実際に一度習得した方式はそう簡単に忘れてしまうこともなく、アルファベットはこれまで通りのものを使っていくので、忘れるようなこともなかった。ただし、実際には多少の混同は生じる。

劇的にというわけでもないかもしれないが、特に二重母音と撥音節に関係する打鍵数が減少するので長文入力も楽に出来るようになったという点においては、だいたい間違いが無い。無論、もっと打鍵数が少ない方式は多くあるが、従来のローマ字入力と考え方を共通にしつつ、移行がしやすい方式としては、これで満足できる物である。
人とは違った方式を使うというのもまた、満悦感に浸れる物でもある。