Windows用のキーボードでは、左下にWindowsのロゴの入ったWindowsキーがある。古いキーボードでは無かったが、Windows95か98か、その辺りの頃のキーボードから付いてくるようになった。
このキーは使わない、不要だという人もいると思うが、自分の場合は、多分要る。
最も使うのは、常駐させているアプリケーションランチャで、これの起動キーにWindows+Spaceを割り当てているからだ。
そのほか、Windowsを終了するときもスタートメニューがこのキーで表示されるので、使いやすい。そんなのマウスクリックでできるのではと思われるかもしれないが、キーも便利なのだ。特に、机上のPCを立ったまま操作する(立ち上がって、別の作業をして、ああそうだPCの電源を切らなくては、という時)場合に、立ったままの姿勢ではマウスは操作しづらい。そういう時にWindowsキーでメニューを表示して操作する。
そのほか、Windows+Lで、操作のロックを行える。ちょっと離席するときに、これも使う。起動時のパスワードを入力しない限り解除されないので、他人が操作できない状態に簡単にできてしまうのが便利。
他にも、これまであまり使ったことはないが、Windows+MやWinows+Dでデスクトップが表示(アプリケーションの全最小化)が行えたり、Winodws+Rでファイル名を指定して実行が呼び出せたりするのに便利に使えると思う。
無論、これらの操作はマウスを使えば何も迷うことなくできる操作ではあるが、覚えてしまえるならキーボードのショートカットキーで操作する方が高速で、快適なのである。
HHKBでは、標準ではWindowsキーはないようだが、ディップスイッチでLite拡張モードにすることで、◇キーをWindowsキーにすることができる。