IMEに限らず、仕事でも何でもそうだが、そんなマニュアルがあったのかと改めて見直してみると新たな発見があったりする。
ATOKの機能確認の為に、マニュアルを見直してみようと探すと、ヘルプメニューから辿って、PDF形式のがあった。以前、パッケージでATOKを購入した時についていたさほど厚くないマニュアルがあったが、ページ数からして、どうもそれに相当するらしい。だいぶ前のATOKマニュアルは、もっと分厚かったようにも記憶しているが、今はこんなものなのか。
内容を見てみると、いわば「広く浅く」であって、全くないというわけでもないが、新しい発見には結びつかない。ATOKを使い始めるときに読むマニュアルとしては良いが、自分が求めているのはリファレンス的なものなのだ。
そういうものを少し期待して、公式マニュアルでもあるような「ATOK 2008のすべて」を昨年購入したのだが、これもやはり「広く浅く」というコンセプトであって、これからATOKを使ってみようという人には良いが、既にATOKを使っている自分のような者にとっては、新機能の把握には良いとしても、現行機能の確認や再発見、リファレンス的な用途には難しい。
その他にもATOK本はあるようだが、目次を見たりする限りでは似たようなものだろうとも推察出来る。
Webサイトで、そういうATOK徹底解説の所は無いかと探してみるが、やはり簡単には見つからない。
色々探してみると、最も詳しい情報はATOKのヘルプファイルであった。灯台もと暗しとも言えるが、ここには分厚いマニュアルに相当する分量の情報が収められている。画面上で参照するのは便利なようで不便でもあるのだが、ここをたまに読むと、リファレンス的な活用もできるかもしれないと思っているがどうか。