ATOK機能の再確認

投稿者: | 2009-11-28

ATOKを使っていても、基本的な操作以外、特に新機能についてはなかなかその使い方を覚えられない。
バージョンが新しくなったとき等にたいてい試してみるのだけれど、そんなにたくさんの機能を使いこなすわけではないので、便利な機能であってもすぐ忘れてしまう。

たとえば推測変換がそうだ。
これは携帯電話のそれと同様に、最初の数文字から推測される入力文字列候補が表示されるというもの。日本語キーボードではCtrl+変換キーでモードが切り替えられて、そういう風になる。
類似する機能で省入力候補表示というのもある。Tabキーで候補を表示させたり、特別な操作をしなくても自動的にツールチップ的に表示させる事もできる。

省入力は便利であって、不意に表示される候補を、Shift+Enterで確定する事もしばしば。Tabでその他の候補を表示させることができるという部分は再確認。
しかし、推測や省入力に頼りすぎると、これはケータイでもそうなのだが、表示される候補に甘んじてしまい、その先の文章や単語を組み立てる思考を中断してしまうことにもなり、本来書こうと思っていた事を書かないで済ませてしまうということにもなりかねないので、使用は程々にしたいのだ。固有名詞などはこういう機能があると便利だ。

ATOK2009では、確か英語の辞書も持っていて、カタカナ語から英単語にも変換できるんだったなと思い出し調べると、辞書セット4に登録されている。つまり、F4変換操作で英単語が変換できるのである。

そういう、たまに使うか、使わなくても普通に入力はできるような機能に関しては忘れがちである。

どのバージョンから追加になった機能かわからないが、確定アンドゥは便利でよく使う。これは確定直後にCtrl+BSキーで未確定状態に順次戻り、再度の変換ができるからこれは大変便利である。
確定後の再変換機能もあるが、これはあまり使わない。それよりその文字を削除して再度入力してしまうというほうが多いしそのほうが速い気がするからである。