会社のPCは、かつては必ずワープロソフトとして一太郎が導入されていたが、ワープロソフトの需要のメインが世間的にWordに以降するのに伴い、今後導入されなくなってくるとのことだ。これはおそらくどこの会社組織でもそうなのだろうと思う。
自分もワープロソフトはかつて一太郎を使用していて、数年前にWordに乗りかえた口で、今はWordしか使わず、ワープロソフトがWordになるのは全く構わないが、それに伴ってATOKが導入されなくなるのは困る。非常に困る。
日本語入力のIMEだけはATOKでないと困るのだ。変換効率やキー定義の問題もあるし、だいいち、これ以外のIMEではAZIKによるローマ字入力拡張が使えないではないか。
MS-IMEにもATOKのキー定義モードがあるようなので、ごく普通のローマ字入力でごく普通の変換操作をする分には問題が無さそうだが、これもそうなったら自宅環境と会社PCとで大きな感覚の変更を迫られることになるかもしれない。
周りの人のうちでは、ATOKを使わないユーザもいる。そういう人たちはたいていWord時代になってからPCを使うようになった人たちで、標準的にMS-IMEを最初から使っている為に、逆にATOKでは操作が不便だというのだ。変換効率などは、具体的に何が悪いという部分ではないし、それよりも慣れた使い勝手、新たに買い求めなくて良いという事情が優先というわけだ。
そういう人もいるのだという呆れ、驚き。