確定前の状態表示を思案中(AOUR配列)

投稿者: | 2011-04-09

http://hossy.info/tdiary/?date=20110403
先日、AOUR配列をかなり詳しく紹介していただいた「ほっしー日記」さんのところで、音の確定前の状態で入力中の状態表示ができるGoogle日本語入力用のローマ字定義ファイルも公開されている。

入力中の状態表示はGoogle日本語入力のローマ字カスタマイズの特徴の一つであり、gACT10でもこの特徴を活かして定義ファイルが作成されている。
自分はそもそもATOKのほうで実装したため、入力中の状態表示についてはあまり気にしたことがない。実装して使用しているうちに、配列は覚えてしまったから、正直、自分としてはもう入力中の状態表示はほとんど無くても差支えはないのである。QWERTY配列のキーボードに異なった体系の配列を実装するという時点で、その点は諦めていたとも言える。

ただ、もし万が一これからAOUR配列を習得しようとする方がいるとしたら、そういう状態表示はきっとあったほうが親切なのだろうし、「ほっしー日記」さんにもあるとおり、無関連なQWERTYベースのアルファベットが状態として表示されるのはあまりスマートではないな、と思う。

ATOKのカスタマイズルール・制限ではこのような事の実現は不可能であるが、せっかくGoogle日本語入力の「次の入力」の意味がなんとなく分かってきたところで、gACT10と「ほっしー日記」さんで作成していただいたAOUR練習用定義ファイルを参考に、状態表示対応の定義ファイルを作成してみようかと思い立った。
この週末(というか今日、あとで)、時間があれば早速作成してみよう。

自分としては、例えばカ行の入力時、【I】を打鍵した状態では、まだこれが「き」になったり「く」になったりする可能性があるため、「か行」や「か」と表示してしまうのは抵抗がある。練習中の場合はそのほうが習得のヒントにもなり適していると思うが、作成する状態表示定義では多分、AOURを普通のローマ字表示に置き換えて「k」と表示するようにしようと考えている。

(追記)
DvorakJでは入力される音が確定するまで何も表示されない。変な状態が表示されるよりはむしろこのほうが親切かもしれないなw

カテゴリー: AOUR