冬とキーボード

投稿者: | 2017-12-17

12月から2月の時期は、一太郎とATOKへの興味が起こってくる時期である。毎年2月にこれらのバージョンアップ版が発売されるため、どの組み合わせを買うかどうするかということで迷い予約する時期である。
一太郎に関しては、ワープロソフトとしてどのような機能が付加されてどこが変わるのか、それによって自分の使い方に変化や向上は見込めるのかということが焦点で、今の一太郎でも実現できるのかどうか、普段はそんなに使わない一太郎を起動して今有る機能をあれこれ試してみたりする。
ATOKも同様で、まず自分でローマ字カスタマイズして使っているAOUR配列入力方式が引き続き使えるか、その機能や割りあてているキーへの影響はないのかと心配することから始まる。ATOKは、既に快適な日本語入力が実現しているので、新たな機能追加や変更は当面なくても良いとも思うが、今以上に良くなるというのなら期待感は高まるものだ。
そういうことに伴って、ワープロでの文書作成や文字入力の方法、それにその環境の見直しをする時期でもある。作成した文書の保存方法、作成する手順、WZなどエディタによる作成との領分の再考、AOUR配列の割当再確認、ハードウェアとしてのキーボードの使い方や製品の妥当性など。普段PCはネット閲覧が主なのに、それを考えると一気にPCらしい本来の使い方ができるような気もしてくる。
自宅PCでは、キーボードはRealforceを主で使っていて、これが一番自分の打鍵や入力には馴染んでいるので、これを見直す余地はないと思っている。特別な機能やデザインではないキーボードであるから、飽きることもなく、何にも惑わされることもなく、ただ淡々と入力作業に集中するのに適している。
文字の入力さえできればキーボードなんて何でも良いという人は多い。ノートPCなら本体キーボードを使うのが一般的だし、デスクトップなどでも本体購入時付属のキーボードを使うのが普通である。キーボードを取り替えたり外付けにしたりして特別なものにしたら特別な入力ができる、特別な文章が書けるというものではないが、作業の快適性が良い結果を齎すことはあると思っている。
仕事での文章書き、趣味での小説、ブログの文章などの長文入力をする機会がない人のほうが多いことも確かなので、そこはどれだけ使うか、そこまで必要かという基準はあってもいい。