バックアップは、これまでこのようなソフトは使わずに、フリーの単純なソフトを使っていたが、Vistaでうまく動作しないので、乗り換えてみたのだ。
最初、「True Image」は「Tune Image」かと思ってた。
ヘルプの内容が少々わかりにくいと思った。各機能のリファレンスにはなっているが、具体的に何をしたいときはどこから始めたらよいのか、そういう場合、困ったときはどうしたら良いのかがわかりにくい。
そもそもバックアップツールなどのユーティリティは、初心者はあまり使わないかも知れないが、初心者でなくとも、ヘルプは必要である。
自分として困ったのが、バックアップロケーションである。これは、True Image 10から追加された機能で、あらかじめバックアップの上限ファイル数などを定めておけば、自動的にそのルールに基づいてバックアップファイルを調整してくれるという高度で便利な機能である。
この機能を実現するためには、まずそのロケーションを作成したあとに、当然そこにバックアップファイルが作成されるよう、バックアップ先の設定をしなければならないのは言うまでもないわけだが、ここがわかりにくい。
バックアップ先は、通常のフォルダツリーからロケーションを選んでしまうと、全くロケーションが機能しない。「バックアップロケーション」と表示されたリストの上部領域から目的のバックアップ先を選んでやる必要があるのだ。
このことは、少なくともバックアップロケーションを使用するヘルプを一通り読んでも、明確には書かれていないし、混同しないようにという注意書きも見ていない。
もう少しチュートリアルのようなのが無いのが惜しいところだが、良いものではある。