一部のキーボードは、ハード的にカスタマイズができるものがある。
CtrlとCapsの入替、Windowsキーのロック(無効化)などがそれで、Realforce R2では反応点のスイッチオン位置を変更できるモデルもある。コンパクトで特殊な配列になっているHHKBでは、BSキーとDelキーの交換やAltキーのコマンドキー化などの機能もある。
これまでキーボード底面等にあるディップスイッチで切り替えるものがほとんどだったが、今はソフトウエアを使って切り替えたりキー操作により切り替えたりできるモデルも多くなっているようだ。
自分は、CtrlキーがAの横にあって欲しい、というかそうでなければほとんど使えないので、ここの部分でCapsとの交換は必ず行う。キーボードのハード的に行えない場合はWindowsのレジストリでの交換を行う。
だがそれ以外はWindowsのキーボードの標準に倣うように定義されてありたいので、標準でそうなっていない場合には標準と合うように調整を行う。
キーボードの最適化と言って、そういうカスタマイズがあるくらいで、あとは標準設定のままが一番良く、最適である。キー配列の定義を変更するソフトも色々あるが、カスタマイズしすぎて標準に戻れなくなるのは困る。
ローマ字入力は全く違うように定義をカスタマイズしてしまっているが、それでも標準のローマ字入力を使えなくしているわけでもなく、いつでも標準に戻れるようにはしているのである。