WZにおける見出し付け

投稿者: | 2021-05-23

原稿を書くときは、WZ EDITORで一つのテキストファイルに入力していくが、この際に適当に見出し付けを行っている。WZの書式で、先頭に半角のピリオドがあるとそれが見出し行として認識され、設定した書式で色分けや文字の拡大、別フォントでの表示状態になる。同様の見出し付けや色分けは秀丸などでも可能であって、まずは見出しを所定の書式で書いて、本文を書き始めるというのが基本的な流れである。
見出しの書式を書くのは、その書式ルールの通り、まずは半角でピリオドを行頭に見出しレベルの個数分、入力するのであるが、WZでは見出し付けにもコマンドとショートカットが割り当てられていて、この操作で簡単に見出し書式のピリオドを入力できる。予め文字列を書いた行で実行すると、その行の先頭にピリオドが挿入されて、自動的に見出し行に指定してくれるのである。
そのキー割当は【Ctrl】+【1~6】で、操作しやすい組み合わせである。プレーンなテキストでは見だし文字列は半角ピリオドであるが、HTMLの場合はh1~h6の要素化をしてくれるのだろうかとやってみると、こちらもきちんとこの見出しレベルのタグでその行を括るという動作になる。
HTMLにおいては、今まで範囲を選択してEmmetのコマンドでコーディングする操作を行っていたのであるが、この操作の方が圧倒的に簡単である。
秀丸でも同様の操作、あるいは同様のコマンドがあるのかと思って見てみるが、とりあえずそういうコマンドが見つからない。おそらくこれはマクロに頼らなければならないのかも知れないと思っている。